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No.5 [私、最初の街を造る]
翌日。
「しずく殿。朝ですぞ!」
アールガイに叩き起こされる。
「う、うーん。」
渋々起きると、窓から光が差し込んでいる。
現在の時間は朝の7時。
「アールガイさん、早いね。」
「早起きは三文の徳、とは言いませんか?」
「うん、そうだね……」
【メロリア】でパンや果物を造り出す。
しばらくの食事はこれで済ませよう。
▪▪▪
食事の後、二人は外へ出た。
日が昇っている。
「さーて、ここから街を造りましょうか!」
【メロリア】を使い、街を造り始めた。
昨日、二人で話し合った街並みや自然を造る。
一時間後。
「…………ふぅ。一先ず街並みはこれくらいかしら。」
半径10kmも満たないが、一つの街を何とか造り上げた。
商店街や医療機関、学校にアパート…。
「結構、早い段階で出来ましたな。」
「それは、アールガイさんが居てくれたから…。」
アールガイは微笑んだ。
「じゃあ最後に、この看板を…」
『しずく町』と書かれた看板を入り口の門に掲げた。
「これで、よしと。」
「あとは、住人を迎え入れるだけですな。」
「うん!」
二人は門の中へ入っていった。




