No.4 [私、本拠地を築く]
「さて、拠点はどうするのだね。」
アールガイが心配そうにする。
「そうだね。あまり大きく無い方が…」
「大きくてもよいのでは?しずく殿はこの世界を造る方だ。」
しずくは首を横に振った。
「いいえ、小さくても良いわ。私はこれから一緒になる、みんなと同じ生活がしたい。」
「そうか、ならしずく殿が言うのであれば。」
アールガイはしずくの考えを汲み取ってくれた。
本当に頼もしいな。
▪▪▪
しずくは、【メロリア】で平屋の家を建てた。
アールガイと相談して造った物だ。
早速中に入る。
「ほお、本当に想像の通りの造りだ。」
アールガイは感心している。
「本当にね。………さあ、ここでもう少し世界の事、考えましょうか。」
▪▪▪
アールガイと話をしていて、数時間が経った。
昼と夜はまだ無い為、時間だけが進んだが…とにかく疲れてしまった。
「しずく殿。そろそろ休みの時間にしないか?」
アールガイが言う。
「そうだね。じゃあ、最後に……」
しずくは昼夜の時間帯を【メロリア】で造る。
24時間制にし、今の時間を午後の9時にした。
窓の外は暗くなり、月が覗きこんだ。
「これで取り敢えず、今日は休みましょう。」




