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No.36 [私達の世界、リスタート]

この回より、[ゼロ]は[ルシアル]へ、[ワン]は[ヤンバ]の呼び方になります。

あらかじめご了承ください。

世界が再び抹消されかけたが、しずく達の『煙幕巻き付け作戦 2.5ver』の作戦で事なきを得た。


その翌日、[ゼロ]………もとい、[ルシアル]と手下の魔術師だった[ヤンバ]、しずくは[ワールドインフィニティ]の世界へ招待された。

どうやら、天界様から呼ばれたらしい。


『天界ノ扉』と呼ばれる扉から、[インフィニティ]の世界へ入る。

扉の向こうには………大きな木が一本そびえ立ち、その周りに沿うように無数の部屋の扉がある。

辺りは少し薄暗いが、光を放つ物体が浮遊している。


「あの、[ルシアル]さん。」


『なんでしょう?』


「『天界ノ扉』と、天界様が現れた時の魔法陣、違いはあるのですか?」


『あの扉はね………わたくし達、天界人がワールドゼロの世界へ入る時に使う扉。天界様は、扉を使わずに魔法陣で世界を往き来出来るのです。』


「天界様、凄い………!」


『………天界様には、逆らえないがな。』

[ヤンバ]が呟く。


[ルシアル]や、[ヤンバ]と同じようなマントを身に付けている人が歩いている。

………が、中にはマントを着ていない人も居るようだ。


「もう一つ聞きたいのが、マントを着ていない方が居るような。」


『ああ、あの方々は………シファ家の天界人ね。』


「シファ家………?」


『この世界には、わたくし達ゼロ家とシファ家が存在しています。違いは特にございません。どうして、両家にワールドゼロを任せているのかは知りませんが………。』


「そうなんだ。」


歩いていると、大きな扉の前へ着いた。


『ここが、天界様のお部屋です。』

その扉をノックする。


『天界様、お待たせしました。ルシアルです。』


『………あぁ、入りなさい。』

中から天界様の声が聞こえる。


三人は、部屋の中へ入っていく。


大きな部屋だが、意外にも質素な内装だ。

しずくはてっきり、豪勢な部屋だと思い込んでいた。


『そちらの席へ座りなさい。』


三人は席へ着く。

その向かい合わせで、天界様が座る。


『しずく町のこれからの誓約書が用意出来てな、それでお呼び立てしたのだ。』

そう言うと、二枚の紙を机に置いた。


『一つは、ルシアルとヤンバの「力の無力化」をする為の誓約書。もう一つは、1ヶ月護り人を一人設ける誓約書だ。この二つにサインをして戴きたい。』


「護り人………?」


『これでも、一度抹消の判決を下した訳じゃからな。………下手をすれば、他の天界人が妬み、攻撃を仕向ける可能性は高い。そう言う輩からそなた達を取り締まる為にと思うてな。』


「そうですか。」


[ルシアル]、[ヤンバ]は無効化側の誓約書のサインを、しずくは町の創造主として護り人のサインをした。


『ルシアル、ヤンバの二人は……明日にでも、天界人と魔術師の力を失うだろう。そしてだ………。』

一人の女性が入ってくる。


『私、しずく町の護り人を務めます……フェイア・ゼロと申します。よろしくお願いします。』


▪▪▪


四人は、しずく町へ戻ってきた。


「あの、[フェイア]さんは………何かの役職なのです?」

帰る途中で、[フェイア]に聞いてみた。


『私は、[インフィニティ]の世界を管理する一人です。……ルシアル様のお兄様も、実はその管理者の一人なのですよ。』


だから、天界法の事を言っていたのか。


『あと、私の仕事ですが………。一応は、しずく町の見回りをする事になっています。変な力を感じたら、直ぐにご報告いたします。』


こうして、私達の町は……リスタートすることになる。

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