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HIV感染しても今の時代うんぬん言ってる人は現実を知らない

作者: セロリア

確かに。



今の時代、良い薬があって、長く生きられます。



しかし、長く生きられる = 幸せとは限らない。



介護。



老後。



寝たきり。



それでもパートナーが、薬の管理をしながら飲ませる。



パートナー自身にも感染していたら?



自分も近い未来こうなるのか・・。



まざまざと見せ付けられるんです。



毎日。




毎日。




毎日ね。



いっそ発症してくれた方が・・。



自分も薬やめようかな・・。




一緒に薬やめようか?




もう・・。




疲れたよ・・。




こんな未来になるなんて・・。




ああ・・。




本当に?



本当に想像出来なかったと?




嘘ですね。




想像出来た筈です。



しかし、目先の快楽に負けたんでしょう?



ほら。





正直に仰って?




ほらほら。




どうしました?




甘くなかったでしょ?



どうでした?




HIVウイルスは。




薬の管理の為に、ホワイトボード買ったんですか?



薬を貰うために、生活保護に落ちたんですか?



薬の為に、何時間も病院の順番を待つんですよね?



ほらほら?



どんな気持ちですか?



わざと嫌な感じに書いてます。




しかし、事実です。




こうなります。




こんなの予言でもなんでもないです。




1+1=2です。



簡単な計算です。




HIVなんて、発症しなきゃうんぬん。




HIVなんて薬で死ぬまで抑えうんぬん。



は?




発症したら、致死率90%越えですよ?



あのエボラより高いんですよ?




発症に怯え、薬の管理が始まります。



毎日、毎日、薬に管理される毎日。




薬中心の毎日。



薬に振り回される毎日。



薬を貰うために病院で何時間も待合室で待つ。



薬を管理する為にノート書き。



薬を飲むために食事を摂る。









どうですか?




・・。





HIVなんて珍しく~云々言っている人。



HIVなんて後数年経てば新薬が~云々言っている人。



馬鹿か、もしくは・・。




あまりの現実の重さに脳みそがフリーズしてます。



未来を。



将来を想像した時。





HIVウイルス程、重大な事はありません。




簡単に見捨てられれば・・苦労はないですよ・・。




簡単に見捨てられたら・・どんなに・・楽になるか・・。



自分だけじゃないんです。




長く生きれば生きる程に・・。




家族の負担、相棒の負担は増えていく。



過去に戻りたいと・・涙が枯れた眼球で・・。



生活していかなくてはならないんです。




耐えて、耐えて、耐えたとしても、待っているのは、決して報われる事がない地獄の苦しみ。



気管支の病気がスタンダードです。



息が・・。




苦しいでしょうね。



地獄でしょうね。




それはそれは地獄でしょうね。



カリニ肺炎。



甘く見てると、痛い目どころじゃないですよ。





感想が多いですね・・。




私が言いたい事を付け加える事にします。




私はなにもHIVになってしまった人達を怖がれ、いじめろとは言ってないんです。



ただ、それを思う人というのは、恐く、身近にHIV感染者がいる人か、相棒がそうなのか、自分がそうなのでしょう。



後は・・まあ・・優しい人なのでしょう。



しかし、私が訴えかけてるのは、まだ「 感染してない人 」に向けてです。



確かに、怖さだけでは、偏見、差別を産みます。



しかし、皆が皆、怖くない、怖くない、怖くない、と言っていたら?



・・。




今実際に増えてるでしょう?



そういうデータがあるじゃないですか。



感染している人達のケアは、もちろん大切です。



しかし、税金・・使われてますよね?





怖いという事も・・、必要な事では?




感染しても大丈夫、ではないんです。



皆、 感 染 し た く な い ん で す 。



根本を取り違えないでください。




まだ、感染してない人は、するかも知れないから気を付けよう。



怖いから気を付けよう。



と言っているんです。




怖くないと、皆が言い過ぎたら・・、そういう雰囲気になってしまいます。



っていうか、もうなってます。




感染しても、大丈夫?




それは感染した  後   のお話です。




私が話したいのは、感染する前に~~~~~の話しです。



感染する前に、色々、興味や、ネットで詳しく検索して欲しいからです。



それが、HIV感染者が減る事に繋がると、私は信じています。




怖くない、だけで、今までやってきましたが・・、減ってますか?








HIV患者数が伸びてます。


検索していたら、これはやばい感が募ってきました。


体験談ではありません。


誰かに聞いた訳でもありません。


ネットで、調べまくったんです。


体験談なら、ネットに沢山あります。



体験談を聞きたいのなら、何故調べないのでしょう?



興味がないから。



何故?



だって、危なくないんでしょ?



じゃあ、何故HIV感染者を入国禁止にしている国々があるんですか?





感染した後の事を考えずに、今、どうやって感染を防ぐか、考えてください。



感染したら、後悔します。



増え続けています。



検索してください。



検査してください。



良い薬がある。



だから何なんですか?



そもそも感染したいですか?










感想はもう、受け付けません。


理由は、勘違い君が多いからです。


私はあくまでも、増え続けてるから、予防しよう。


その予防動機がめんどくさいと思われるのなら、マイナス面も検索し、知ってから、天秤にかけて、しっかり判断してくださいね。


と言っているのです。



しかし、勘違い君は、怖くない、怖くないの一点張り。


怖くないと決めるのは、本人でしょう?


天秤にかけるのは本人でしょう?


よく知ってから、予防しようと決心するかも知れませんよ?


予防しなくても良いと言ってる訳ではない。


ええそうでしょう。


しかし、まあ・・極論ですが、例として聞いてください。


例えば工場で、部下に、この機械の下は通っちゃだめよ~~~ん♡


軽く報告します。



笑いながらね。



報告を受けた田中さんはそれほど重要じゃないと判断し、近道になるからとある日そこを通ってしまいました。



高圧電流。



落とし穴。



まあ・・どれでもいいです。



何らかの被害を被ったとします。



そこで田中さんはこう言うのです。



もっと、対策とか、もっと真剣に注意されてればあんな事はしなかった・・と。



物事の判断は、デメリットと、メリットの天秤です。



それを量るのは本人ですが、情報量の重さが最初から違ったら、きちんと計れません。


デメリット、メリットの情報量が平等に揃って初めて、天秤が出来ます。


自己責任と言う人は、調べなかったからとか、対策しなかったからとか言うんでしょうが、そもそもの、周りの雰囲気、周りの真剣さが軽かったら、これはきちんと天秤を量れているのか?という疑問すら湧きません。



だから、田中さんは雰囲気詐欺にあったと考えます。



薬が出来たよ~~。



簡単に感染しないよ~~。



だから大丈夫大丈夫~~。



これらはプラスの面です。



が。



一生薬は飲まなきゃいけないけどね。


大事な人に移る可能性があるよ。


薬を飲んでも100%発症しない訳ではないよ。


セーフSEXでも移る場合があるよ。


薬高いよ。


決められた時間に必ず飲まないと駄目だよ。


老後は、介護施設を断られる場合があるよ。


偏見や、差別があるよ。



こんなマイナス面も、言って、情報を与えて、初めて平等の情報量です。



そして、天秤にかけ、決めるのは本人です。


怖くないとばかり言ってる人が、責任をとってくれますか?


自分で検索し、情報量を平等に合わせ、天秤にかけてください。


雰囲気詐欺に合わない為にも。




イマイチネットの書き込み見ていたら、HIV感染者の人を庇わない人は最低という風潮がありますね。



それはそうですがね?



では、自分の小学生の子供が、HIV感染者の子供がいるお宅に遊びに行っていたと、後から分かった場合、どうもしないんですよね?



体液じゃないと移らないと、分かってますよね?



ならどうもしないですよね?


注意も、警告も、しませんよね?


血に触っちゃ駄目よ、って言うんですか?


何で?と聞きますよ、子供は。



・・。



分かっている、つもりになってないですか?



不安を。



物理的な知識ではなく、不安をです。




その時、あなたは自分の子供に、引き続きそのお宅に通わせるんですね?



だって、差別しないんでしょう?



最低なんでしょう?



どうも、他人事というか・・、不安感が想像出来てないというか・・良い人を演じてるというか・・。



そんなに良い人を演じて、意味あるんですか?



そういう人に限って、いざ身近に感染者が出たら、近づかないんじゃないですか?



信用に欠けるんですよね~。



薄っぺらいというか・・想像出来てないというか・・。



確かに、若い内は薬の飲み忘れとかもないでしょう。



しかし、歳をとれば、忘れっぽくなるのは周知の事実ですよね?



薬を飲み忘れてウイルスが耐性を持ってしまえば、それより強い薬を飲まなくてはなりません。



当然、副作用も強くなります。



癌、糖尿病も併発すれば、終わりです。



絶対に終わりです。



何故かって?調べれば直ぐ分かりますよ。



怖くないの!大丈夫なの!ばっかり言ってますが・・、それは、何もかも順調で、HIVだけで、歳も若い場合でしょう?



私が言ってるのは、歳をとった場合です。



最期の最期の場合です。



死に様の話しです。



HIVでも、薬を飲めば寿命間近まで生きられるというのは、全てが順調の場合です。



飲み忘れをせず、数値も順調、癌もならず、風邪もひかず、インフルにもかからず、その他諸々順調順調の場合でしょう?



そんな場合ありえますか?



実際の、現実の老人は、そんな順調ですか?



現実とは、今だけではありません。



最期の最期、どんなに苦しむか・・。



?「こんなに苦しむ事になるなんて・・」


?「大丈夫って言ってたじゃないか!」


?「薬を飲み忘れただけでこんなに・・」


?「皆皆詐欺師だったんだ!」


?「若い時はこのまま歳をとれればって思ってたけど・・糖尿病になっちまった・・」


?「どうしてもっと真剣に怖さも教えてくれなかったんだあ・・うう・・」


?「老人ホーム、3件目断られたよ・・金はあるのに・・うう・・これからどうすれば・・」



私が現実を分かってないと言われる人達は、今しか見えてません。



若い内しか見えてません。



老後が問題なんです。


他の病気との併発が問題なんです。


薬の飲み忘れ、アレルギー、併発する病気によっては、HIVの薬が飲めない場合が問題なんです。



本当に、本当に・・甘くないんです。


Fine。

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