冗談
冗談じゃなくなってきたよ
夢中になって
みえなくなって
いつの間にか消えて
消えるわけない気持ちを
粉々に砕く仕方も
思い出に褪せる方法も
わからくなってきたよ
ただ
居てもいなくても
変わらないなら
いる意味なんて最初からないなんて
思いたくなったんだ
君のなかには
僕はいるのかな
そこら辺にいる
知人Aに変わりがないんだよね、きっと
さみしいよね
そんなのね
苦しながらついた嘘は
君にはお見通しで
そんなんなら最初からつかない方がよくて
一生懸命だったんだよね
振り向いてほしかったんだよね
そんだけだったんだよね
特別な何かがほしかったわけじゃないのに
ふつうの幸せでさえも
手には届かなかったんだ
気持ちだけが残ってる僕を
君のことを思っては
動けずにいる僕を
君は冗談だって
いうんだよね