11月2日 22:32
こんにちは、芥川まろんです!
今日はジーク王国名物、特大ソーセージをご馳走になったのでその感想を書きたいと思います!
原料はグルーという食用の家畜です。
見た目、豚と猪の中間。大型で牙が鋭くてちょっと怖い。
ちなみにこの牙は煮込むといい出汁が取れるそうです。鶏ガラみたいなもんかな?
このグルーの、端っこの肉とか、血とか、内臓とか、要するにそのままでは食べられない部位を全部香草と一緒に腸にぶち込んで燻製にしたものがジーク伝統の家庭料理になります。
切らずにお芋と煮込んで、塩漬けキャベツを添えて食べるのが一般的。
ただ、家庭料理と言ってもハードルが高い!
何故かと言いますと、びっくりするくらい大きいんですね。
本体(?)のグルー自体大きいので当然と言えば当然なんですが。
ジークの一般家庭にはグルー・ソーセージを煮込むための大鍋があるのが普通らしいです。
が、留学生の僕がそんなもん持ってるわけもなく。
あと、かなり硬いのでじっくり長時間煮込まないと食べられません。
小さく切って煮たらいいんじゃないかと思ったんだけど、加熱前は包丁が折れるくらいの硬さなんですよね~(泣)
今日はラッキーなことに、ジーク人の学生さんの家でご馳走になることができました。
旨味たっぷりで香草の不思議な風味も効いててとっても美味しかったです。
煮汁を吸ったお芋とすっぱいキャベツもよく合います。
(このキャベツ、「酢漬けキャベツ」って訳されてることがあるんですけど、違いますよ!
塩 漬 け です。すっぱいのは発酵してるからです!)
それからデザートもいただきました。
こちらもジークの伝統メニュー、「ローテブルーテ」。
トウモロコシみたいな穀物を引き割りにしてミルクで甘く煮込んだものです。
ベリー系のジャムを添えて食べるのが首都エルンスト風。
南部ではプラム系、エルンストより北のマーセル風だとリンゴジャムになるそうです。
こっちの料理って大概そうなんですけど、味がすごく濃厚。
乳製品は中心産業だけあってとてつもなくこってりしてます。
そして大量にぶち込まれる塩と砂糖。
えーっと、何が言いたいかというと、つまり。
……完食した僕、偉くないですか?(笑)
いや美味しいんですよ、美味しいんです!
ただ、濃さと多さがね、ちょっとね!
あっ食べるのに夢中で(必死で?)写真撮り忘れた!!!
ごめんなさい!!!
今度機会があったら忘れずに撮りますね!
お腹が苦しいのでもう寝ます!
チャオ!




