意外なこと
「なるは生きているんですか?」
「まだわからないが、コンビニの防犯カメラに写っていた」
拓也は本部長に質問攻めだった。麻衣はぼーっとしていたが、玄関の方から車を止める音がした。
「拓也、誰か来た見たい。隠れて」と麻衣は言って2人は隠れた。
玄関の鍵が開いた。鼻歌が聞こえた。男の人だと断定した。
麻衣から見て、後姿はまるで、なるそっくりだった。拓也は何も知らずに取り押さえた。
「君は一体誰だい?泥棒?」
「ちょっと待って。ここは、僕の家だよ」
「僕の家?もしかして、なるかい?」
「なんで、ぼくのニックネームを知っているのですか?」
「拓也待って、私たちのことがわからないみたいだけど。君、名前は?」
「成宮ですけど」
2人は生きていることは、証明できたが、なぜ2人のことがわからなかったのか。2人の疑問だった。
「麻衣ケータイなってるよ」
「ありがとう。もしもし莉乃どうしたの?」
「私の彼氏見つかったんでしょ。今からそっち行くよ」
「えっ・・・。まじで」
麻衣が生きてきた中で一番驚いていた。
なると拓也は話していくうちに2人の距離は近づいて行った。
「要するに、僕はあなた達と一緒に仕事をしていたが、何らかの事故で死んだと思われていたとゆうこと
ですね。」
「そうですね」
「拓也、言いにくいんだけど、もうそろそろ莉乃が来るって」
「えっ、ほんと。なんで?」
「話はあとで聞いて」
死んだと思われていたなるは、心が混乱してた。誰もが思うことだった。
混乱している最中で、莉乃が来た。玄関を開けて挨拶をすると思っていたら、なるに抱き着いた。
「なる。今までどこにいたの?心配したんだよ」
「麻衣、これはどうなっているの?」
「なるは、彼氏だったみたい」
「そうなんですか、麻衣さん」
とうとう、頭の中がショートして気絶してしまった。