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彼方シリーズ

赤い庭

作者: 芙蓉桜華

 川原に集まる捜査官の群れの中で、一人隅にいる刑事が。今回の話の主人公であり、一言で言うなら軽い人見知り。現在は土曜日の午前6時で、普段8時起きの彼女は寝坊したようだ。


「彼方どこだ!」


「ここです・・・。」


答えつつ、急いでの元へ向かうが、草が茂っていてとても走りにくい。なにせ草が背丈の半分ほどもあるのだ。体力のない彼方にとってこれほどい事はないのだが、それでも現場検証にはいかなくてはならないのが警察だ。


「おーい、彼方。」


「ここです。」


・・・疲れた、後ろにいるのだけれど気づいてくれない。


「彼方――!!」


「古谷さん、彼方さんなら後ろにいますよ。」


その様子を見兼ねて鑑識の関さんが教えてくれた。


「えっ?うわあ!」


相変わらずで慣れたが、そんなに驚かなくてもいいだろうに。


人のことをお化けのように見ないでほしい。


「お、おお・・・。遺体はこっちだ。」


遺体は死蠟化させられていた。


・・・わあ、これ本当に人間?肌真っ白で人形みたいだね、これ。


「死亡推定時刻は今朝の5時頃、被害者の女性は毎朝の日課のランニング中に襲われたらしい。背後から薬で眠らされた後で、全身の血を抜かれたとみられる。よって死因は失血死。まあ、一目瞭然だろ。」


「はい。」


それにしてもこんなに見晴らしのいいところでよくやったなあ。

ああ、風通しがいいほうがミイラ作りに最適なのか。


「ちなみに内臓は全てあるからミイラ作りが目的ではないようだ。」


・・・顔に出ていただろうか。


「目撃情報はあるんですか?」


「ない。おかげで捜査は難航している。とりあえず、これから捜査本部だ。」





「被害者は花山京子さん17歳で、死因は全身の血を抜かれた事による失血死。また、ほかの場所からも似ている事件が発生しており、その中で目撃証言がひとつある。白いワンピースに黒髪の白い大きなカバンを持った女が、現場をうろうろしていたと。捜査方針としてはその女の行方を追うらしい。・・・いい加減に会議くらい出ろよ。ほれ。」


缶コーヒーを受け取り、投げ返す。


「会議は出たくないです。それとコーヒー嫌いなのでミルクティーがいいです。」





ガコンッ―――。


「ありがとうございます。」


タブを開けて飲む。やっぱり紅茶は美味しい。


「どうせなんか考えがあるんだろ?」


苦い顔でコーヒーの缶を開けつつ言う。


「お見通しでしたか。そういうところは案外鋭いですよね。」


「はいはい、ありがとよ。で、俺は何をすればいいんだ?」


「まだ決まっていません。」


「どういうことだ?」


「要するに材料不足なんです。」


「確かにこれだけじゃあなあ・・・。」


「そうですね・・・。今、決まりました。」


「・・・何をすればいい?」


「とりあえず全部の事件を詳しく調べてきてください。」


「ほい、了解。」


そう言って、古谷はゴミ箱へ缶を投げ捨て去って行った。

私も飲み終えた缶を捨てると、休憩室を出た。





 きょうはあんまりうまくいかなかった。

もうちょっとじょうずにしたいをかくせるようにならなくちゃ。

つぎはじかんにきをつけてがんばろうっと。

それにしてもおねえちゃんのちはよかったなあ。

赤くて…、とてもきれいだった。


・・・でもまだたりない。


あのひとのにはとどかない――。





 日曜日の午前7時、今日も朝から古谷は調査に追われていた。

何ヶ所もまわらなければならないので、明日までかかるだろう。

まずは電車で二駅ほど移動する。駅から東に向かって10分ほど歩くと、市街地にたどり着く。どの家も高そうな三階建ての高級住宅地である。おかげで両側から物凄いプレッシャーを感じる。だが、話を聞きに行く家はこの住宅地の中にあるのだ。

肩身の狭い思いで進んでいくと、建ち並ぶ中でもバラの咲き誇る大きな庭までついた豪華な家の前で足を止める。


「ここか・・・。」


この家に住むのは一軒目の事件の被害者である武田さん一家。

娘の武田新名さんはバイトの帰りに襲われたらしい。遺体はやはり全身の血を抜かれていて、死因は失血死。眠らされた後に抜かれて死んだのがまだ救いだった。


「さてと・・・。」


ピンポーン―――――――。


覚悟を決めてインターホンを押す。


「はい、どなたでしょうか?」


インターホンから女性が答える。


「連絡した古谷ですが、武田さんのお宅はこちらでしょうか。」


「・・・少々お待ちください。」


ガチャ――――。


ドアが開き、女性が出てくる。


「武田花世です・・・。夫は仕事でいませんが、どうぞお入りください。」


そう言って、客室へと案内してくれる。ソファに座るとすぐに紅茶が出てきた。


「・・・何でも聞いてください。」


彼女の瞳には強い憎しみと悲しみが揺れ動いている。

一人娘を失ったのだ。当然のことだろう。


「・・・武田新名さんを襲った犯人に心当たりは?」


「ありません。新名は成績もいいし友達もたくさんいて・・・、恨まれるような子ではありませんでした。彼氏やストーカーなどもいませんでした・・・。」


「そうですか・・・。その、新たに目撃証言が出たのですが、長い黒髪に白いワンピースの女が怪しい行動をしていたそうで・・・、何か心当たりはありませんか?」


「・・・ありません。」


「そうですか、ありがとうございました。」


席を立つ。


紅茶は酸味が効いていて、頭をすっきりとさせた。しかし、窓の外で降り始めた雨のように、古谷の心は曇った。今回の事件は、目撃者が少ない。犯人は誰なのか・・・。

その後も収穫はたいしてなかった。





「古谷さん、ご苦労様です。それで・・・。」


「おう、2日掛けて何とか終わったぜ。

・・・そういえば、おまえは何して過ごしてたんだ?」


話をまとめた資料を手渡して聞いてみると、彼方は資料を見ながら答えてくれた。


「ええと・・・、今日は一応前から休みを取っていたのでバラ園に行ってきました。そろそろ古谷さんも調査が終わったかと思ってさっき戻って来たところで・・・。良かった、タイミングが合って。」


「俺が調査している間に・・・。」


ついボソッとつぶやく。


「なにか言いましたか?」


にこりと笑顔がこちらに向く。目が笑っていない。


「な、何でもない。そのバラ園ってどういうのが咲いてたんだ?」


「今回行ったところはあやおり、桜貝などの日本作出の花が咲く、日本テーマのバラ園でした。」


「そんな名前のバラがあるのか、日本作出ってなんだ?」

「日本で作られた品種ってことです。」


「へえ・・・、結構詳しいんだな。」


「はい、花は好きなので。バラ以外も結構知ってます。」


「そうか。」


彼方の視線が資料に戻る。いつものごとく彼方に使われたような気がするが・・・。まあいいか、眠いから寝よう・・・。


あくびを一つしてソファに寝転がると、眠気が一気にきた。


「お疲れ様です古谷さん、おやすみなさい。」


・・・珍しく、彼方が声を掛けてくれた。


今日は機嫌が良いようだ。

古谷は力尽きた。





 時間をさかのぼり日曜の午後1時、彼方はバラ園を訪れていた。ピンクや赤を基調としたバラの小道を通って奥へ進んでいく。すると、知り合いの女性を見つけ、黒髪の後ろ姿に声を掛ける。


「こんにちは。」


女性、綾さんがこちらを振り返る。


「あら、こんにちは彼方さん。嬉しいわ。来てくれたのね。」


綾さんはこのバラ園の創設者で、第一印象は黒髪美人だ。

バラのテーマは日本。毎年種類が少しずつ増やされている。


「今日、仕事がお休みだったので来ちゃいました。」


「ふふ。そうそう、ちょうど黒真珠が入ったのよ。」


「どこですか!」


つい大きな声を出してしまった。

黒真珠は宝石のほうではなく、バラの名前で色は暗めの赤色。咲き方は剣弁咲き。名前の通り花弁が尖った形をしている。

そして私の一番好きなバラなのだ。


「こっちよ。」

バラ園の奥には、迷路花壇があり、バラ園で一番の面積を誇っている、私も迷ったことがあるほどだ。入口には、つるバラ科の真珠貝のアーチ。道の両側には花笠と芳純が交互に植えられていて、赤×ピンクのようだ。そんな迷路花壇を進み、大きな広場へ出る。中央にたたずむ大きな木と、それを取り囲む小さな木々。

・・・その中央の木に、私の目は吸い寄せられた。

その木に咲いた花は暗い赤色で、一つ一つがルビーのように濃い。花弁は外側へいくにつれて次第に鋭くなり、大きさも素晴らしい。


「・・・。」


「ふふ、本当に好きなのね。」


「え?ああ・・・、すいません。夢中になってしまいました。」


ちょっと恥ずかしくなって頬を掻く。


「いいのよ。喜んでもらえたのなら良かったわ。」


そう言って綾さんは微笑む。やっぱり綺麗な人だな・・・。


「どうしたの?」


「い、いえ。なんでもないです。」


「そう?それじゃあ私は作業があるから、どうぞごゆっくり。」


微笑みを残して去っていく綾さんに見とれながら見送った。


―――黒髪に白いワンピースが映え、まるで天使のようだった。





やっぱりあいそう。

あのひとがいいわ。

あのひとにしよう。

きっといいえいようになるわ。

きれいなばらにはきれいなひとじゃなきゃ。

ああ、たのしみだな。


いつあのひとの赤をみられるのだろう・・・。





「起きてーーー!」


「・・・ああ?」


「起きてってば!彼方さんから電話きてるよ!」


ドサッ。ソファから落とされた。


「痛っ。もう少し優しい起こしかたしてくれよ。」


妹につい文句を言う。


「いくら揺らしても起きなかったお兄ちゃんが悪いんでしょ!尊敬する彼方さんにお兄ちゃんを起こすように頼まれたからわざわざ署まで起こしにきたんだからねっ。」


あいつのどこに尊敬する要素があるのだろうか・・・。


「で、彼方はどこに行ったんだ?」


「ここ。」


妹に渡されたのは事件現場の地図。それは最悪な場所を示していた。


「・・・面倒だなあ。」


独り言を言いながらも、古谷は用意をしてすぐに署を出た。





犯人も面倒なことをしてくれたものだ。

今、俺は山登りをしている。


「ふぅ・・・、なんで俺が山を登らなきゃいけないんだ。」


息が切れる。体力には自信があるが、昨日から動き続けているので正直きつい。それもこれも・・・


「うるさいです。黙って登ってください。」


前の方にいる彼方は軽々と登り続けている。以外に体力がある。


「もうすぐですから、頑張ってください。」


「あ、ああ。」


・・・誰だよ、こんな山に死体遺棄した奴。


20分ほど登って広い場所に出た。あたりは捜査員であふれている。

現場は小さい山とはいえ、まさかの頂上らしい。


「何をボケッとしてるんですか?早く事件の概要を聞いてきてください。」


「自分で聞かないのかよ・・・。」


今日も彼方は人との会話を俺に任せるのだった。

どれだけ人見知りなんだこいつ・・。


「関さん、今回の事件の概要聞かせてください。」


「おはようございます、古谷さん。・・・彼方さんのお使いですか?」


苦笑いしつつそう言う関さんに、彼方のほうを眺めつつ言う。


「まあ・・・。」


「遺体はこっちです。」


誘導されるままについていくと、白骨死体が現れる。


「白骨化している上に、動物に食べられ痕があるので身元がまだ分からないんですけれど・・・、現場近くに血液の残った注射器が落ちていて、遺体に残った肉片の血液とDNAが一致したんです。今までの事件でも死体から小さな注射器の跡が見つかっていることから、同一人物の犯行かと・・・。」


「なるほど・・・。殺されたのは最近か?」


「いえ。死亡したのは二ヶ月くらい前かと。」


「そうか・・・、ありがとな。」


関さんにお礼を言って、彼方に事件概要を伝えると、


「・・・ああ、なるほど。」


苦笑いしながら言うと帰ってしまった。俺の仕事は終わりだろう。


────彼方は真相にたどりついたのだ。





時刻は午後5時、彼方はバラ園を訪れていた。今日は黒真珠を見にきたのだが、もう閉園してしまったようで、鉄柵に掛かったプレートには本日終了と書かれている。

・・・鍵は開いているが。


「今日は終わりか・・・。」


綾さんはきっと中でバラの手入れをしているのだろう。


「綾さん一人か・・・。今日だとは思わなかったけど・・・。」


名目は手伝いでいいだろう。携帯を取り出す。


「もしもし古谷さん、暇ですか?暇ですね。ここで待ってます。」


電話を切ると、メールでバラ園の位置情報を古谷宛てに送信し、彼方はバラ園の中へ踏み込んだ。





やってきた、このときが。

やってきた、あのひとが。

やっとできるの、

きゅうきょくのはな・・・。





時刻は午後5時、古谷はすることがなく暇を持て余していた。


「彼方はいないし、何するかな・・・。」


ソファでゴロゴロしながらつい口からでる。


「良いことじゃないですか。刑事が暇なのは。」


「ああ、関さん。鑑識も暇なんですか?」


「やっと休憩を貰ったところです。コーヒーどうぞ。」


そう言ってコーヒーをくれる。


「すみません、ありがとうございます。」


『彼方様から電話です。彼方様から電話です。』


「彼方様って・・・、あいつまた人の着信替えやがったな。」


「デートのお誘いですか?良かったですね、やる事ができて。」


「なわけないでしょう・・・。」


反論しながらも電話に出る。少しの希望と共に・・・。


「はい、もしも


『もしもし古谷さん、暇ですか?暇ですね。ここで待ってます。』


ブチッ――――。ツ――――。ツ――――――。


・・・切られた。


「あれ?ずいぶん電話終わるのが早いですね。」


見ていた関さんは苦笑いしながら言う。


「・・・。」


いつものことだ。


「それでは私は仕事に戻りますね。」


「はい・・・。頑張ってください。」


手を上げて関さんは去っていった。


『彼方さんからメールです。彼方さんからメールです。』


関さんが去った後で携帯がメールを受信する。メールの着信は変わっていなかったことに安堵しつつ、古谷はメールを開く。

添付されていたのはバラ園を示す位置情報と園内の地図だった。





時刻は午後5時半。彼方は綾さんを探して、もう30分ほどバラ園の中をまわっているのだが、綾さんはまだ見つからない。


「後まわってないのは迷路花壇だけ、か・・。黒真珠の手入れでもしてるのかな。いや・・・」


いつもの彼方なら真っ先に向かっていたであろう迷路花壇・・・。そう、意図して避けていた。

出来れば推理が間違っていて欲しいという思いを胸に、彼方は迷路花壇のアーチをくぐる。両側に咲いた花は夕日の光を受け、昼間の鮮やかさを隠していた。

そんな道を5分ほど、ぐるぐる、ぐるぐると進む。



たどり着いた黒真珠の目の前に綾さんはいた。


「手伝いましょうか?綾さん。」


綾さんは水をあげているようだ。


「全ては・・・花を美しくするためなの。」


綾さんがこちらを振り返る。

血の付いたワンピース、じょうろから落ちる赤い雫。

綾さんは――――





「・・・ここか?」

古谷はバラ園の裏口の前に立っていた。メールには先に入っていると書かれていたが、静まり返ったバラ園は何だか怖いが、あいつに怒られるほうが嫌だしなあ・・・。


「行くか・・・。」


つぶやきながら門を開けて、バラの咲く道を進んでいく。

赤、白、ピンク・・・。さまざまな色のバラが咲き乱れる中を進む。


「姿が見えないな・・・。」


添付されていたバラ園の案内を見ると迷路花壇があるようだ。

迷路花壇は一番奥にあり、案内によると結構広いバラ園なのでこの様子だと彼方はそこへ向かったのだろう。

5分ほどで入口に辿り着き、アーチをくぐる。両側のバラたちは、夕日を受けてくすんだ色で古谷を出迎える。


「・・・嫌な予感がするな。」


自然に早歩きになる。日はどんどん暗くなってきていた。


そして、ちょうどバラの木が見えてきた時、


「やめて綾さん!」


聞こえてきたのは彼方の叫び声。


「彼方どうした!」


俺は叫んで走り出す。


辿り着いた先にいたのは、黒いバラの木を背に、注射器を持つ黒髪の女性と、座り込み怯えながらも、後ろに下がる彼方だった。


「このっ・・・!」


瞬時に古谷は注射器を奪うため女性に飛び掛かる。


「やめてっ!私はバラのためにっ・・・!これで完成するの!」


女性は叫びながら抵抗してくるが、古谷が注射器を取り上げると観念したように大人しくなった。


「私はあの家のような・・・。」


それきり静かになり、その場で座り込んで動かなくなる。


「彼方、無事か?」


それを確認して古谷は彼方に駆け寄る。


「はい・・・、大丈夫・・・、です。それより署に連絡を・・・。」


「あ、ああ・・・。」


古谷は急いで電話をかけた。


――――こうして事件は終わった。





『・・・・・・・連続殺人事件「白肌」の犯人が逮捕されました。容疑者は美影綾さん(22歳)で、バラ園の経営者です。犯行の動機については、良いバラを咲かせるためなのだと供述しているようで、警察は精神鑑定を急ぐそうです。次の・・・』


時刻は午前6時、テレビからニュースが聞こえる。

彼方はいつものように庭に出て、花に水をあげていた。

水を浴びた花たちは、今日も綺麗な花を咲かせている。庭では赤いチューリップや赤いガーベラなど、色々な種類の花が咲いていた。


「綾さん・・・。」


花について語れる知り合いが減ったのはとても残念なことだ。

でも・・・


「私は綾さんのようにならないようにしなきゃ・・・。

よし、今日も1日、頑張ろうっ。」


水やりを切り上げて家に入り、仕事の支度をする。



ふと目を向けると、中央に赤い黒真珠が咲き誇るその庭には、元は白かった赤い花々が、その身に赤い滴を纏いながら、赤い庭を造っていた。

読んで頂きありがとうございます´ω`*

次回も頑張ります!


…更新も。



〈この小説はフィクションです。私の頭の中の一部です。〉

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