微熱
微熱なような恋でした。
ある時出会った、とてもかわいい女の子。
笑顔の素敵な女の子。
お人形さんみたいな女の子。
内気で気弱でそれとなく心配性な女の子。
でも、誰よりも負けず嫌いで本当の強さを持っている女の子。
僕はこの娘に恋をした。
それは、叶わぬ夢。僕はこの娘を一番近くにいるのに見守るしか出来ない。
分かってた。ずっと分かっていた。
でも、それでも、、、笑顔が見れるなら。喜んでくれるなら。
それでいい。
ああ、手を繋いで歩きたいな。。。
ああ、頭を撫でてあげたいな。。。
ああ、抱きしめてあげたいな。。。
叶わぬ夢をみながら、そっと呟く。
届け僕の願い。届いて君の夢。