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声を拾って  作者:
21/60

20.「消滅」

※ここから先は、青年視点の独白となります。


俺の言葉を耳にした彼女は、崩れるように足元から倒れこむと、足元から、薄青い粒状の光を放ちながら一瞬で消えてしまった。それはまるで、水が高熱の為に蒸発してしまうかのように。

先程まで表情が乏しいようで、実は感情豊かだった彼女の生気のある姿が一瞬で崩れ去り、消えてしまった時、俺は、目の前で見たものが信じられなかった。


慌てて地面に座り込み、彼女が今までいた位置を手のひらで探ってみるが、冷たい岩の感覚しかない。

水玉の子たちは、一斉に座り込み、皆、泣き出してしまっている。


……一体何が起きたのか

……彼女が消えた。

そう、消えたのだ。


顔をくしゃくしゃにして泣いている水玉の子たちは、口々に、こうつぶやいている。

(主さまが、しんじゃった)

(しんじゃったよぅ)

(かなしい)

(かなしい)

(主さま、しんじゃった)



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