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ゾンビ殺し✟真夜中の学校  作者: 姫里雪菜
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ゾンビ殺し

 俺はその少女が心配で、おんぶして保健室まで運ぼうとすると、少女が意識を取り戻した。

「大丈夫?キミ、喋れる?」

「……」

「キミ、名前は?」

「……名前…分か……ない…」

 記憶喪失かな。まあとにかく、保健室まで行こう。

「ちょっと歩くけど、歩ける?」

 少女は、”こくり”と頷いた。俺が振り向くと、その先には数えきれないほどのゾンビがいた。俺がゾンビを倒そうとした瞬間、少女が急に走り出した。

「ちょっ!?どこ行くの?」

 俺は周りのゾンビを倒しながら、少女を追いかけた。少女が向かった先は、図書室だった。俺も図書室の中に入ったら、少女は座り込んで何かをしていた。何をしているんだ?俺は隠れて見ていた。

「……やっぱり…………ある……」

 何か言ってる。その時、少女の周りから青いオーラが出ていた。何だあれ。少女は見ていた紙を、折りたたんでポケットの中にしまった。そして少女は、俺がいたことに気付いたのか振り向いた。結構戸惑っている感じの顔をしている。

「その紙何?」

 俺がそう聞くと、少女はその質問に答えたくなさそうな顔をした。

「………………………………………………………………………………………………ただの……………………………紙です……………………」

 ただの紙なわけないよな。絶対何かある。

「ホントにただの紙?」

「…ほ、……本当…です…」

 俺達が話している間、ゾンビの声が聞こえてきたので、この話は置いといてゾンビを殺しに行くことにした。

「ちょっと待っててね」

 少女はまた、”こくり”と頷いた。俺は走って、ゾンビのいる方向に向かった。

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