表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
8/44

第8話ー作戦名、命は大事に

さてー!書いてみます。

頑張りますww

いや、私も、作中の子らも…

「グルルルァァァーー‼︎」ナーハの森の主は眼前の人の群れへと咆哮し、重圧(プレッシャー)をかけてくる。通常格下であるCランク以下の冒険者であれば、それだけで身が竦み、身動きすら自由にならないはずであるが、目の前に現れた人族には効き目が感じとれない。


「オレ達1班だけで倒したらメンゴ、メンゴー!」お調子者のチョスらしい台詞だ。

ハトもナギもルカもやれやれといった風に首を横に振って、緊張感が少し緩む。

「サンドウルフ達ぃー!付かず離れずの距離で牽制するさぁー!」リョージが従魔に指示を出す。

「コボルト諸君!リョージのとこのサンドウルフには負けないでありんすよー!」アリは剥き出しの対抗心をあらわにする。

「スラちゃん達!絶対に無理しちゃ駄目よ!シロと私で回復していくからね!」セチャーンは動物も従魔も愛で過ぎる程に過保護なきらいがある。


「火炎ブレスが来るぞ‼︎」ナギは咄嗟に水魔法での相殺を狙って魔法を繰り出す。

範囲水流(エルダーアクア)!」ナギの放つそれは中級水属性魔法の域を凌駕している。

だが相手はグレートドラゴンのブレスだ、軽減こそすれど、相殺には遠く及ばない。

「ナギ、ルカ、チョスは僕の後ろへ!」ハトの今日の装備は大盾であり、自慢の新作だ。セチャーンがエンチャントした対魔軽減の効果も付与されている。

「ヒールプラス!」ルカは即座に覚えたての回復魔法で1班の盾に治癒を施す。

「リジェネオール!」範囲を1班の4人に絞って、セチャーンが回復力促進魔法を遠隔からサポートする。


「悪くないw」仲間の村の子供達の順応力は、ヨーテモの期待通りだった。


初撃である火炎ブレスが、人族の子らに目に見えたダメージを与えられなかった事を悟ると、森の主は巨体からは想像もつかない早さで、体躯を走らせて距離を詰める。ハトの目の前に迫る。


「ブービートラップ!」チョスは地形効果を利用したスキルで、森の主の足場の地面を泥化させる。

踏み込んで一気に薙ぎ払おうと身を寄せた森の主は、泥化した足場でバランスを崩した。


即座に全員が反撃に転じる。ルカは森の主へ向けて矢を放つ。ハトは体制を整え、次の防衛に備える。


「水流の(アクアアロー)!」ナギは水属性魔法で複数の矢弾かのように、追撃を仕掛ける。

一点突破(ポイントシュート)!」反撃の初手では手数を優先して、3連射出したルカだったが、ナギの魔法の間を縫うように力を込めた一撃を織り交ぜる。


スライムもサンドウルフもコボルトも、ヒットアンドアウェイといった風に、森の主へとファーストアタックを試み、また距離をとる。


「グギャァァァ‼︎‼︎」森の主の左眼はルカの矢が刺さっていた。久しく痛みとは無縁だった森の主は、眼前の人族の子らが、単なる獲物ではなく、れっきとした敵であると認識する。


森の主は反転して跳躍し、その巨体で空に浮かんだ。


「したっけ、ウチらの出番だよ!」メイリンが2班のカズキ、ツキジ、クロラと目を合わせ、小さく頷く。


「ちょ!まだやれんし!」チョスはまだ戦いたいようだ。

「了解!」ハトは冷静に判断し、1班のメンバーを下げる。

目下の相手が変わり、戦術も変わると、その対応策も変えねばならない。森の主がこちらの戦術に対応慣れする隙を与えない、これは大局の中では大きな戦術となる。


「1発だけだぞー!!」空に上がった森の主に対し、仲間の子供達がうてる対策はグンと少なくなる、ヨーテモが飛翔魔法(フライ)で森の主よりも高みに上がると、多重展開となる別魔法を放つ。

重量魔法(グラビティ)!」無属性にして、今生のウチナー社会では忘れられし古代魔法。


「ゴ…ゴグルァァァ‼︎ギャグルゥゥゥ!!」森の主は突然にも自らより速く、そして高く飛んだヨーテモに驚き、理解するよりも前に、急に地面へと叩き落とされたのである。

森の主、良いところないっすね!汗

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ