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第39話ー南地奪還その後

遂にGW最終日ですね!

皆さん良い連休をお過ごし出来ましたか!

かくして南地の地より魔族軍は淘汰され、新しき獣王エンピ・イーロが率いる獣人族は同盟を結んだ人族の力を借りて久方ぶりの平和を手に入れる事に成功した。


領土と尊厳、誇りは取り戻せたとはいえ、1年半を超えた戦乱により破綻した政治と経済の立て直しにはまだまだ時間を要するが為に、力を借りし人族への相応の対価を払うに値するナニカが用意出来る状況には無かった。


戦乱の一先ずの終了にあたり、外交交渉は国王直下(ネクスト)からジカコが担当した。

勿論遠隔念話魔道具により、事前に人族の王、四葉王国の国王ヨーテモなどとの相談は済んでいた。



「ヨーテモ王は戦費補償は一切求めないと申しております、ご安心ください。代わって永きに渡った獣人族、人族、精霊族…無論東地の奪還が済みし暁の後ではありますが、相互に叶った和平を受けてそれぞれの三族間の官民含めた交流と、各領地間の往来、商業や観光全てを解放させたいと仰っております。」


ジカコがコアやアキを伴って獣王エンピ・イーロ、王妹エンピ・アーオとテーブルを囲んで戦後補償の会談を行っていた。



「だがそれではあまりにも!…いや…我が国からしてはこれ以上ない程に優しくも有り難き申し出ではあるが…。」


獣王イーロが慌てるのも当然で、人族側から求められたのは…同盟を結びし三族間で仲良くしましょう!ただのそれだけである。


「我等が王ヨーテモは遥かに古き人族が犯した過ちによる信頼を回復出来る良い機会として、此度の派兵協力に賛同したのであります。戦費を補償されても人の命も同志の信用も買えませぬ。何モノにも代え難き絆と信頼を得たのであれば、我等が子々孫々に至るまで良き友良き隣人として、共に「ワコク」に住まう仲間として明るい未来が築かれると仰っておられました。」


ジカコの言を聴くコアやアキもまたウンウンと頭を縦に振りながらに静かに頷いていた。

「それでこそ我が王。」「あの方らしい…。」



「……。かくも心打たれし話は見たことも聞いたことも無し…。どの種族のお伽話にすらあるまいて…。誓って我等が獣人族は此の先百年!我の目が黒き内も…いや…その先の代に渡りし後も!此度の手を取り合いし人族と生まれた絆を語り継ごうぞ!」


王も王妹もいかつい面持ちに不似合いに優しい頬を伝い落ちし雫を隠す事なく涙をこぼし落とした。



これにより相互の大地に在る洞窟(ダンジョン)も遺跡も各地の都市や街、村々の全ての往来は解放される事となり、住人も商人も冒険者やギルドも連結される。


また、独自に枝分かれした魔法文化やそれに伴う魔法陣や魔道具の研究に於ける知識や研鑽に及ぶ、多岐に渡った共有が約束されたのである。


「南地は友である人族が協力して僅かに2週間とかけて解放された。これは一早い東地の解放が待たれるところであるな!」

獣王エンピ・イーロは心の底からそう思って発した言葉であったのだが。


「遂には我等がヨーテモ王が自ら乗り込みし彼の地の解放など、3日と要する間も必要とされないでありましょう…。」

ジカコを代表の外交官としてテーブルについた南地の会談が行われてるその1日前に東地入りしたヨーテモなのであった。

やっと久しぶりに主人公が活躍…?

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