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第33話ーガサキ攻略

始まりました!ようやっと…

最近投稿話数がやや落ちで申し訳!


GWも働いておりまっ!

カゴーマを翔び立った従魔飛行隊長アリ、副長カズキ率いる空軍部隊の総勢約100騎に、大魔導士副長ツキジの小隊が加えられて南地北西部にあるガサキ領空へ着く。


従魔使(テイマー)い適性を保持する者が隊の大半を占めては居たが、適性を持たない者はカズキの様に魔道具補助を伴ってそれぞれが従魔の操舵を補う事が叶った。

(ヤンシやジカコを筆頭とした魔道具開発の成果)


火力支援の魔導士連中は体躯の大きな従魔に同乗する格好をとって(要は2人乗り)事無きを得る。


それぞれ大魔導士副長が保持した小隊の規模は副長を数えて10人前後程度の分隊である。



ガサキの地には洞窟(ダンジョン)があり、それを囲むようにして地方都市が形成され、元は多くの獣人族が漁業を中心に賑わった街であった。


魔族に陥されてからは四散した住人が大半ではあったのだが、戦奴として未だ数百人規模が捉えられて酷い扱いを受けていた。


此の地には先日討たれた四天王シビの配下の兵が残されており、代わってランマールなるシビ隊副長が治めていた。



「シビ様が討たれ空席となりし四天王の座位は、実力も遜色ない俺が務めるしかあるまいて‼︎」

ランマールは日々配下の兵に豪語していた。


「ハッ!元よりこのジョナめはランマール様の方がその器にあったと思っておりましたぞ!」

どの種族でも強者に媚びるのは世の常か。


「して、此の地ガサキへ矮小な人族風情が攻め入る事なぞはあるまいな?」

ランマールは側近のジョナに問いただす。


「クマモ城には四天王ゴン様が控えており、万が一に人族と獣人族が通り抜けても、ハカータには四天王スイスイ様が布陣されております以上、我等が支配地は万全かと思われます!」

ジョナとランマールのこのやり取りは2日に1回と繰り返され、200年以上前の大戦より以降に生まれた人族を見知らぬ若い魔族が、侮りながらも何処かで未だ見ぬ敵を恐れている事が伺えるのであった。



手懐けて可愛がる飛龍(ワイバーン)を操り、後ろにツキジを乗せたアリがガサキの街を眼下に捉えた。


「カズキもツキジもみんなも…!そろそろ敵が僕等に気付くでありんすよ!準備は良いでありんすか⁉︎」


「んー、まぁいんじゃね?」ツキジ

「回復は任せて!降り次第全員へ高位身体強化(ハイブースト)を施すよ。」カズキ

「おぱーい!」クゥルが意図不明にはしゃぐ。


普段なら旋回しながら高度を落とし、従魔にも緩やかな着地をさせるアリ達ではあるが、急襲であるが為、鋭い角度にてガサキの街南側へ降りた。


範囲上位身体強化(エルダーハイブースト)!」

カズキにより従魔飛行隊とツキジ小隊が高次の身体強化(ブースト)を受ける。


「街の領主館にランマールとジョナが居るらしいで。そっちには俺が行っとこ。クゥル、ほな行こか。」

ツキジはクゥルと2人程だけ隊員を伴い、守る魔族軍の本丸へと向かった。


「うぇーい…。」クゥルは乗り気でない。


「僕のとこからも手勢を20人ほど預けるでありんす。」

アリも隊を分け、目前で対峙した魔族軍へと剣を構えた。



「何事か‼︎‼︎」ランマールは驚いていた。

「空より人族が来襲した模様です!」ジョナ


元々クマモやハカータの地を抜けないとサーガ、ガサキへは陸路がない為、魔族は不意に現れた百を少し超えただけの人族の軍勢に慌てた。


2年の間に人族は著しく鍛え上がった。「引率者(リーダー)」の裏特典、国王直下(ネクスト)を中心とした抜本改革された効率的な鍛錬の日々。


単体で競えば最弱であったはずの人族は、最早兵役に従事した者たちを強者へと押し上げていた。



各地の攻防をやや掘り下げ、台詞を伴って個性出せていけたら良いなぁって思います!

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