第21話ー続ゾクゾク
無理くり数値化すると自分の首絞めるw
どーしよーっかなーw
「俺いっちばーーん‼︎」
チョスは右列の先頭に踊り出ている。
「んー、まぁいんじゃね?w」
ツキジの口癖が列の二番手から聞こえる。
「アンタ達!さっさと終わらせるのヨ!」
セチャーンはみんなの姉貴的存在だ。
「了解!」ハトは列の最後方だ。
「ちょれーっすよ、こんなの!」
ナギはなんでも喧嘩腰気味で心配だ。
「んもぅ、落ち着いて!」
ルカがその後ろに寄り添うように並ぶ。
「アリちゃん、前に習って間違えないでね?」
「わかってるでありんす!」
カズキに心配されてアリと2人は列の半ばに居た。
「早ぐ大刀を振り回すんだべ!」
メイリンの鼻息が荒い。
「多分大刀の出番は無いよ?w」
クロラの読みは正しい。的当てにはギルドで用意された最低限の武具がある。
「なんくるないさぁー‼︎」
リョージってばいつも明るくて元気だ。
「遠征した年長組には負けたくないな…。」
リューは隠れた負けず嫌い。
「チョス兄にもナギ兄にも負けん!」
リンも尖りっぷりが目につき始めたな…。
「職員のお姉さんと仲良くなれへんやろか…。」
ヤマトってば何処までも色気が先立つ…。
(ハニートラップにはすぐ引っかかるなw)
左列に並ぶ年少組も皆村で鍛えてある。世代が並べば劣ることもない才能はヨーテモが既に見抜いている。
シュリの冒険者ギルド本部には当然数多くの冒険者達が日々依頼を受け、達成を報告しに集まってくる。この日は新人登録可能な曜日では無かった。
(週の半分、3日が新人登録可能な曜日)
そして重なる偶然として、EやFランクの初心者や駆け出し向けの依頼を打ち出す曜日でもなかった。
(混み合う事から曜日ごとに各ランク向けの依頼が貼り出されるシステムらしい。)
最低Dランクから上の依頼クエストが貼り出される曜日であった為、混み合ってはいたが最低限の実力と経験を積んだ者たちが1階にひしめいていた。
ガジュマル村の一行とミコトは日々の鍛錬された力を見せつけるべく、気配を解放する。
「んんんんんんなっっっ‼︎‼︎‼︎…何事…だっ…!」
一度片鱗を味わっているコアと違って、目の前で何が起こったのかアキには理解出来なかった。
ヨーテモは皆と気配を解放する直前に、審査を手伝う馴染みのギルド職員のお姉さん2人にだけは、手厚く魔法障壁に似た一点保護を展開してあげていた。
階下からは多くの悲鳴が聞こえてくる。特定の者への敵意を示す重圧ではなくとも、一行が放つその圧は階下の多くの者の身動きを奪った。Dランク程度の冒険者では気を失っているだろう。
「…わかった‼︎ひとまずその圧を…気配を抑えて控え目に頼む‼︎」
アキはさすがにAランクではあるが、予想だにしていなかった為に、瞬間的に身動きは封じられていた。
某少年誌は毎週買ってるけど!
男ってばこーいうの…好きなーww




