第20話ー適性と昇格審査
遅々として物語が進まないですが、暖かく見守ってください汗
生きとし生けるもの全てには大小こそあれど魔力は生まれながらに備わっている。
武技や魔法は鍛錬し使役する事で、より磨かれ洗練されていく。
一般的には魔法使いは希少であり、使える属性は1つである事が当たり前なのだ。
2つもの属性を使える魔法使いは極めて珍しく、また少数のためにヒーコが指揮する大魔導部隊に漏れなく編入された。
ヒーコは火と水と風の3つもの属性を使役する事が出来、不世出の天才だとか魔法の申し子と呼ばれる存在でもあった。
一方でガジュマル村の仲間の子供達は、当たり前に毎日魔力操作の訓練に励み、日常の生活魔法として誰もが火を起こし、土に水を撒く程度であれば魔法使いの適性を有してない者ですら使えた。
ヨーテモの見立てでは、飛翔魔法を魔道具補助付きとはいえ実践出来た事で、近い将来には全員が魔道具の腕輪無しに飛べて、初期レベルの身体強化が身につくと考えられた。
ガジュマル村の魔法使いもまた逆に、仲間との手合わせや日常からの狩という名のもとの修行で、無手でも多種の武具での戦闘行為も、シュリを始めとする各地で国防に勤める一般兵役に就く大人達におくれをとるレベルになかった。
「ヨーテモが普通でない事は既に俺でも理解しているが…連れの仲間だからといって贔屓する事は出来ないぞ?属性適性の水晶に続き、魔力量探査の魔道具、魔法使い以外には人型の的当てにて厳正に審査させてもらおう!」
アキにはまだ半信半疑が拭えない、そもそも雌型の人族に見受けられるミコトには二本の角がある。文献で見知りした獣人とも違う。
「それでは二列に並びこちらの水晶に手をかざしてください。色によって使える属性が判明しますが、そもそも魔法を使える人族は少ないので!色がともらないでも自信を失わずに!貴方達はまだ成人前の若者ですから‼︎」
手伝いに回されたギルド職員の綺麗なお姉さん達は、たまにガジュマル村へ派遣されていた巡回職員の2人だった。
(まだ秘匿性も視野に入れてるのだろうか)
「お前たち、年長組は右に、年少組は左に並ぶんだ。属性適性審査が終えた者から順に、魔力量探査の魔道具へとまた二列守って行ってくれ!」
ヨーテモが手慣れた指示を出すと各自がこぞって列を成した。
「魔法使い以外には不要だぞ?」
アキは再度そう伝えたが、慌てるギルド職員の前に全員が並んだ。
「お前たち、隠蔽した気配に遠慮は要らない。全力であたっていいぞw」
ヨーテモの言を受け一行はその力を顕現させていく。
(ヨーテモが大部屋の四隅に描いた魔法陣が発動される)
もう少し名をもらった仲間の個性を、セリフと共に掘り下げたいんですが!!




