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第10話ーそしてまたみんな強くなっていく

ウチナーを覆う豊かな森から森へ。

多種多様の魔獣が巣食っています。

少しずつ漢字表記とフリガナで、読み手の妄想を助けられるように変えてみます!

ガジュマル村への帰還までの道すがら、各自が競ってその武技を、魔法を披露してくれる。

ミコトが生息域としていた最寄りには、その存在を忌避してか、強い魔獣は居なかった。

それでも知性の低い(竜種の内では)レッサードラゴンを始め、森狼魔獣(フォレストウルフ)の群れや、大型蟻魔獣(キラーアント)の群れは多く見受けられた。


「次で10体目ー!」メイリンが大刀を振るう。

短剣乱舞(ダガーダンス)砂浜狼魔獣(サンドウルフ)達、森狼魔獣(フォレストウルフ)に遅れはとれないさぁー!」リョージは従魔と共に敵の群れに踊りかかる。

地面壁(サンドウォール)!みんな、後ろも気にしてw」クロラが敵の反撃に備えて土属性魔法を上手に使う。

「了解!」言葉数少なくハトは仲間の盾を務めつつ、目前の大型蟻魔獣(キラーアント)達を斬り伏せていく。

豊かな森に跋扈する魔獣達は、種族間を超えて、突然の来訪者を迎え撃つ。連携している様には見受けられないが、身の危険を犯してくる人族の集団を、幾重にも取り囲み、狩られても、狩られても次から次に突撃してくる。


「多重展開!右手には爆炎、左手には暴風!爆炎暴風(エクスプロージョン)!」ナギが難しい事をさらっとやってのける。放たれた火属性魔法と風属性魔法による、合成魔法は森の木々諸共多数の魔獣を焼き払う。

「ちょw延焼したらどーするの!範囲氷撃(エルダーフロスト)!」クロラがナギの魔法の跡を追う様に相反する属性魔法を展開させ、豊かな森への延焼を最小限にとどめる。


三連射出矢(トリプルアロー)!かーらーのー、短剣乱舞(ダガーダンス)!」チョスは第1第2適性、双方の武技を駆使して掃討数を伸ばしていく。

上級範囲雷撃(エルダーハイサンダー)!」ツキジは主たる4属性から派生した、雷属性の上級魔法を取得したようだ。クロラの氷属性も4属性から派生したレア魔法である。



幾重にも取り囲まれていた包囲網は、また一重、二重と輪を崩し、ナーハの森からガジュマル村へと近づくにつれ、生息する魔獣の種類も変わっていく。

「ブゴォォォーー!」ハイオーク率いるオークの群れが増える。

見慣れたコボルトやサンドウルフまで、その多重の輪に混じっている。

「ホブゴブぅぅ!ゴブ!ゴゴブリュ‼︎」多数のゴブリン、それを指揮するホブゴブリン、その全体を率いるゴブリンロードまで現れた。


どうやらナーハの森、ガジュマル村近辺の森、双方の魔獣が大集合しているのでは?そう思える程に、大量の魔獣が互いを犯す事なく、人族の集団へと襲い掛かってくる。


皆が皆、Bランク程度の実力を身に宿している、1つ2つの群れなどは造作もなく、圧倒していく。個ではなく、集団として機能しているからである。

戦士の適性を有する者は最前線にて、集敵(ヘイト)を高めながら武技を混じえ、敵を殲滅するよりも、仲間への被弾を最小とするよう立ち回り、遊撃する形でシーフ適性、アーチャー適性が散発して撹乱し、敵集団の包囲網の一角を崩すと、固まるよう誘導された場所に、火力の高い魔法使いの範囲攻撃が炸裂する。

回復魔法の使い手が充実している事で、みんなはひるむ事なく戦闘に邁進していた。

まだ圧倒的多数の魔獣が取り囲んでいるとはいえ、次第にその輪は小さくなり、そこら中に大小の魔石と、魔獣達の屍が散乱していた。


「よし、もう良いだろう、そろそろみんな魔力が枯渇する頃だ、ガス欠したら格下にだって手傷を負わされるだけじゃ済まないぞ!」ヨーテモは魔力索敵(サーチ)でガジュマル村までの帰路に、大きな不安がない事を確かめると、横に控えるミコトに語り掛ける。

「ミコト、竜化して俺を乗せて低く飛ぶんだ。それから俺に呼応して重圧(プレッシャー)を解放してくれ!」

「「了解である、主。」」可愛い雌型の人型を解き、擬人化(メタモルフォーゼ)の逆の要領で、竜化(ドラゴニック)する。

ヨーテモを乗せて低く浮上すると、強大な魔力を誇示した元の森の主と、それすら圧倒するヨーテモから、大気を揺るがすかのように、ヒシヒシと魔獣達へと重圧(プレッシャー)が放たれる。


力なき弱い個体であるホーンラビットや、育成しきって居ないスライム達は、逃げる事すらなく絶命してしまう。蛇に睨まれた蛙的なスキルだ。



数百を超えた魔獣の大半は、仲間の子供達に狩られ、残された魔獣もまた、致命傷を負っていれば絶命に及び、辛うじて生き残った魔獣のいくつかも、ガジュマル村の戦士達により、とどめをさされていく。


「そこまでだ。テイマーの3人は力量の限り、従魔契約を増やすんだ。女性陣と白スライムは仲間だけでなく、従魔予定の魔獣へ回復を。他のみんなは魔法の小袋にめぼしい戦果と肉を、そして魔石を集めてくれ!」ヨーテモは的確な指揮を執ると、重圧(プレッシャー)を解き、呼応するようにミコトも応じる。


「「さすがは我が主、感服いたす!」」ミコトは地に降り立ち、ヨーテモを降ろすと再び擬人化(メタモルフォーゼ)する。


リョージは森狼魔獣(フォレストウルフ)を5体程、砂浜狼魔獣(サンドウルフ)の従魔に追加した。

セチャーンはスライムをまた5体程増やした。赤い個体に緑の個体、土色もいる。4属性を網羅したかったのかなw

アリはコボルトキングを含めて5体程増やし、それとは別に、下位竜種のレッサードラゴンの従魔契約に成功したようだ。

第1適性がテイマーなだけに、セチャーンやリョージよりもその能力は高い。より多くを使役する事が出来るのである。


「ちょっち疲れたさぁー!」リョージが笑う。

「まだ全然いけんし!」チョスは相変わらずだ。

「んー。まあこんなもんじゃね?」と、ツキジ。

「したっけ、村に着いたら戦果発表だべ!」メイリンは自信をのぞかせる。

「あんた達、身体強化(ブースト)継続回復促進(リジェネ)があるからって!手傷を気にせず突っ込み過ぎだワ!きっとそうヨ!」セチャーンの疲労も隠せない、ガス欠が近かった事が伺える。


足取りも軽やかに、13に増えた人影と、30を越した従魔の集団が、ガジュマル村へと急ぐ。皆の顔は晴れやかだ。

武技に魔法に魔獣に…片仮名満載で…

覚えられるかなーww

いやー、ファンタジー万歳ですね!

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