彼女と奏でる戦の旋律
歴史学を教える23歳の大学助教授で可愛い女の子が大好きな百合である奏が迷い込んだのは戦乱の時代にある女しかいない異世界であった。運動は駄目度胸もまるでない奏の唯一の強みは大の兵法マニアである事だった。大学助教授の繋がりで様々な兵法書を研究する彼女がこの世界で生き抜くすべは軍師しかない。そして天下一の軍師になってたくさんの女の子といちゃいちゃする、そんな野望を胸に歩み始めた奏、彼女が希代の名軍師になるか、それとも異世界から来たと主張するただのおかしな人物となるか、この時知るものは誰もいなかった。