ハマの勘違いプリンセス南部沙羅 〜横浜に最も遠い“横浜代表”、ついに覚醒!?〜
南部沙羅の家は“自称:横浜の中心”。
しかし実際は──
みなとみらいまで私鉄+バスで約60分。
川崎市幸区の澪の家からは約30分。
つまり“横浜に一番近いのは澪”という皮肉な現実。
沙羅
「わたし、ハマの勘違いプリンセスよ!」
澪
「うちの方が横浜近いけど……まぁ川崎だし」
この“真実”は誰も言わない。
沙羅だけが知らない。
いや、たぶん知ってても認めない。
◆遥広報官、ついに“哀れみスイッチ”が入る
遥広報官は、沙羅の迷走ぶりを陰から見守っていた。
・戦闘に入れば後ろで様子見
・イベントに出ればトークが滑る
・横浜を語れば地理が怪しい
・SNSで「#横浜ガール」タグを使うと「そこ、だいぶ横浜の端だよね」と指摘される
小春、麗奈、みのりが気まずそうにフォローするたびに、
遥広報官は静かに溜息をつく。
◆遥広報官の“救済作戦”:女性ファッション誌モデル起用
遥
「沙羅ちゃん、ちょっとお願いがあるんだわ。
ファッション雑誌に出てみない?」
沙羅
「えっ!?
わ、わたしが……モデル!?
ハマのモデルとして!?」
遥
「あー……まあ“戦隊ヒロインのオフコーデ特集”なんだけどね」
沙羅は大喜び。
みのりは「それなら合いそうだね」と微笑む。
麗奈も「ビジュアルは良いんだから活かさなきゃ」と背中を押す。
撮影当日。
沙羅は生まれ変わった。
プロのメイクが入り、
オシャレな衣装を身にまとい、
ポージングも雑誌の人が丁寧に指導。
カメラマン
「おおっ……この子、写真うつりめちゃくちゃいいね!」
編集者
「“ハマのプリンセス”とか肩書き面白いし、話題性ある!」
沙羅
(ついに時代がわたしに追いついた……!)
◆SNSでバズる:“戦隊ヒロインのオフコーデ企画”
—“戦隊ヒロインの休日ファッション”特集—
ハマのPrincess Mirage・南部沙羅
私鉄とバスで60分の距離から届けるハマの風
このタイトルが逆にウケた。
読者たちは爆笑しながらも、
沙羅のビジュアルに惹かれていく。
女子たちの声
「この子めちゃ可愛いじゃん!」
「ふだん迷走してるのに、写真だと完璧じゃん!」
「ギャップが良すぎる!」
「ハマじゃないっぽいのにハマっぽいの草」
沙羅はトレンド入り。
◆沙羅、女子人気爆上がりで覚醒
雑誌発売後、沙羅は街で声をかけられることが増えた。
女子高生
「沙羅ちゃん、コーデ参考にしてます!」
OL
「迷走してる感じも好きです!」
ママ層
「なんか応援したくなるわ〜」
沙羅
「わ、わたし……人気出てる!?
これが“ハマの姫”の実力……!」
麗奈
「……まあ、良かったね」
みのり
「むしろ“迷走が個性”って言われてるけどね……」
小春
「沙羅ちゃんはそのままが一番だよ!」
そして遥広報官は静かに微笑む。
「沙羅ちゃん……あなたの魅力は、がんばりすぎないところだよ」
◆やっぱり迷走してるけど、愛される
撮影現場でモデルとして輝く沙羅。
戦闘では相変わらず後方待機だが、
女子ファンの声援だけは増えた。
沙羅
「わたし、ハマの勘違いプリンセスじゃないから!
本物のハマのプリンセスだから!!」
麗奈
「わたし、なんか勝てない気がしてきた……」
みのり
「沙羅ちゃんの“ハマ感”って不思議とクセになるよね」
遥広報官
「良かったね、沙羅ちゃん。
あなたの時代、ようやく来たね」
沙羅は胸を張った。
「これからは“ハマの真打ち”と呼びなさい!」
小春
「……いや、まず戦闘の方もがんばろ?」
──迷走プリンセスは今日も絶好調。
でも、みんなから愛されている。




