表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

「好きだ!婚約してくれ!」「殿下!それは間違えて飲まれた媚薬の効果です!」「それでもいいから!」末の王弟殿下、泉の魔女に惚れ込む。ー媚薬騒動の行方ー

作者: 下菊みこと
掲載日:2023/02/11

「好きだ!婚約してくれ!」


「殿下!だから、それは間違えて飲まれた媚薬の効果です!」


「それでもいいから!」


「私が良くないんです!迷惑です!」


泉の魔女シャルリーヌは困っていた。目の前の男…この国の国王陛下の末の弟のせいである。


「王弟殿下はそもそもなんで媚薬なんて飲んだんですか!買ってもいないのに!」


「料金はその後払った」


「そうだけどそうじゃなくてー!」


「あと、バルテレミーと呼んでくれ」


「いやシンプルに長いから嫌です」


シャルリーヌはもううんざりだった。


「はい!これ!」


「ん?」


「ようやく完成した解毒剤です!さっさと飲んで帰ってください!」


「飲んでも好きなままだったら結婚してくれるか?」


「はいはい、好きになさってください」


バルテレミーはその言葉を聞くとぐびぐび解毒剤を飲んだ。


結果。


「やっぱり好きだ、結婚してくれ」


「え、解毒剤が効かない!?」


「いや、効いた。けど、元々君に一目惚れしていたからな。どうしようもない」


「はぁ!?」


「君を三日月の泉で見つけたあの日、俺は君を愛してしまった。急いで後を追って、魔女の館に入ったら美味しそうなジュースがあって飲んでしまった。それが媚薬だった」


シャルリーヌに嫌な汗が伝う。


「つまり…最初から正気だった…?」


「そうだな」


「私、結婚しなきゃいけない…?」


「そうだな!」


「やだー!!!」


その後なんだかんだで、シャルリーヌはバルテレミーに押し負けて情が移り嫁いだのだとか。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ