第二十九話 田中と照間瑠衣
田中は瑠衣の耳にキスをした。
瑠衣は身体をビクッと奮わせ少し田中から身体を離した。
田中は両手で瑠衣の胸を包みこんだ。
瑠衣はまた田中の胸に顔を埋めたがそれ以上の抵抗はしなかった。
田中は瑠衣の小ぶりな胸を優しくなで続け、時折その突起を指で挟んだりした。
そのたびに瑠衣が小さな声を漏らす。
田中は瑠衣の胸を撫で、持ち上げ軽く揉み続けてから小さな乳首をその指で摘んだ。
瑠衣は思わず仰け反る。
田中は瑠衣の耳元で「ボタンを外して」とささやいた。
瑠衣はすぐには反応を示さなかったが、ゆっくりと一番下のボタンから外し始めた。
田中が瑠衣の可愛らしいおヘソを撫でて邪魔をした。
瑠衣は少し震えたが一つずつボタンを外していく。
全て外し終え、これでいい?と田中を見上げる。
田中は両手をボタンの外れたシャツの中に差し込み瑠衣の腕を撫でるようにしてシャツを脱がせた。
瑠衣のシャツが床に落ちた。
瑠衣は思わず顔を横に向けたが、田中がその頬に軽いキスをすると瑠衣と田中はしばし見つめあいお互いの唇を分け与えるようなキスをした。
唇を交わし続ける間も田中は瑠衣の胸を包む両手が止まることはなく、キスが終わり田中の唇が瑠衣の首筋を這い、鎖骨を二往復した後にそこまで降りてきた。
瑠衣は両手を田中の胸に突いたが田中がその両手を掴み瑠衣の胸に顔を埋めピンク色の小さな乳首にキスをした。
瑠衣は思わず身体を離そうとするが田中は瑠衣の腕を掴んだままを逃さない。
瑠衣は田中に辛そうな顔を向けるが田中は小さく首を横に振った。
田中の舌が瑠衣の突起を撫で、唇が吸い、軽く歯を当てた。
瑠衣は思わず声を漏らす。
田中は片手を瑠衣の背中に回し支え、その口は楽しそうに瑠衣の胸をもて遊んでいる。
瑠衣は背中に回された田中の右腕に身体を預けた。
そして右手を田中の股間に伸ばした。
田中のソレはズボンの上からでも分かるほどになっていた。
瑠衣はソレをズボンの上からさすり、ようやく少しのアドバンテージを得たかのような顔を田中に向けた。
田中は少し苦笑いを浮かべた。
瑠衣のアドバンテージはすぐに無くなる。
瑠衣の胸に添えられていた田中の左手が瑠衣のスカートの中に忍び込んだからだ。
そこを守っていたものは薄いショーツだけだ。
だが田中はすぐにはそこには手を伸ばさない。その手は瑠衣の鼠径部を撫でその指が瑠衣の太腿の内側をさすり足の付根を這うと瑠衣のショーツをゆっくりと優しくこすった。
瑠衣のアドバンテージはなくなった。
瑠衣も負けじと田中のソレをズボンの上から撫で時にそのシルエットをあらわにするように掴んでみた。
だがそこまでだ。
田中の指がついにショーツの端から忍込み瑠衣のそこに触れた。
瑠衣の思わず田中にしがみついた。
田中の指は瑠衣を這いずり回りついにはその指が瑠衣の中に分け入ろうとした。
瑠衣はより強く田中にしがみついた。
田中の指が少しずつ入っていく。そこはすでに十分すぎるほどに潤っていた。
田中の指は巣に戻ろうとする虫のようにゆっくりとその中を這いずり回る。
瑠衣の潤いは田中の手のひらまで塗らしついに瑠衣の小さな突起に触れた。
軽く、本当に軽くだった。その突起の端を本当に軽く指で触れただけだ。
瑠衣の指が田中の背中に突き立てられた。
瑠衣のそこはすでに潤いの粘液が溢れ覆われている。
田中の指がそこを這うたびに瑠衣の両手が田中の背中に食い込んだ。
田中の指が瑠衣の中に入り、小さな突起を優しく撫でている。瑠衣はそのたびに痺れ田中の背中にしがみつき、とうとう瑠衣が軽く達し田中の背中に爪を立てた。
瑠衣は全身の力が抜けて田中に支えられた。
田中が自分の太腿の上に乗っていた瑠衣を自分の脇に座らせベッドから降りた。
田中はベッドの端に座る瑠衣の前に跪きそのショーツに手をかけた。瑠衣は身体をずらしその行為を手助けした。
スカートはそのままだったが田中からは瑠衣の全てが見えている。
田中はスカートの中にその顔をうずめた。瑠衣の手はどこに行けばいいのか分からずに自身の腰やベッドの上を迷っていた。田中がその行き浜に迷っていた両手を掴んでやった。
田中が悪戯をするようにそっと瑠衣に息を吹きかけた。一瞬、瑠衣の動きが止まった。
そう、一瞬だけ。
田中の舌が瑠衣に伸びる。いきなりは、行かない。そこへ行くにはまだ早い。
田中は瑠衣の膝に唇を当て、太腿を唇で撫でていき瑠衣の足の付根、実に際どいところに舌を這わせた。
瑠衣が逃れようと身をよじり、足を閉じようとする。もちろん田中はそれが本気ではないことは分かっている。
綺麗に処理されている瑠衣のそばを田中の舌が這っていく。それは一度離れ、またその縁を這い、また離れる。
瑠衣が身をよじる。今度は逃げようという動きではない。
田中に握られていた瑠衣の両手がそこから離れ田中の肩に置かれた。その手は田中を引き離そうとするわけではなく、もどかしそうに田中の肩を撫でさすり、そして掴んだ。
田中はまだもう少し焦らすことにする。縁まで舌を這わせ、また離れまた縁まで這い寄っていく。
そのまま田中の舌が瑠衣の上に這うが、そのまま通り過ぎてまた縁を這い離れていく。
瑠衣が強く田中の肩を掴んだ。
田中の舌がついに瑠衣を撫でる。
虫が蜜を吸い尽くそうとするように田中の舌が瑠衣のそこかしこを這いずり蜜を吸い、瑠衣の中に分け入ろうとするがそこには入らない。
瑠衣の右手が耐えられないとばかりに田中の頭に置かれた。抵抗しようとしているのではない。これ以上は田中の肩に爪が刺さりそうだ。
田中の舌がヒルのように瑠衣から滲み出る蜜を吸い漁ろうと中に分け入り、幾度かの出入りを繰り返したあとにその入口にある小さな突起に絡みついた。
瑠衣の全身が痺れ、時折その腰がビクビクと震えていた。必死に声を抑えようとしているがそれは難しいのだろう、瑠衣の苦しそうな声が漏れ出てきている。
ヒルは瑠衣の蜜を吸い付くさんばかりに這いずり続け、突起に絡みつきまた蜜を溢れさせ、中に分け入っていく。その中も瑠衣の身体の痺れに合わせて痺れ始めて、そのたびに軽く締め付けられるのをヒルも感じていた。
ヒルが這いずり突起に絡みつき中に分け入る。
瑠衣の腰の震えが断続的になり、息が荒くなり漏れ出ざるを得ない悲痛な声も止まらなくなっていく。
その間隔がどんどん短くなっていき、ついには震えの間隔が無くなったとき、田中が瑠衣の突起に唇を当てそれを吸った。
瑠衣の身体がビクンッと大きく震える。
田中は舌で舐め回しまた吸う。
そのたびに瑠衣の身体がまた震えた。
田中の舌と唇がそれを3回ほど繰り返した時、瑠衣の腰の震えは痙攣となり「あっ!……だめ……!あ!!」
瑠衣はベッドに倒れ込んだ。
ヒルは動きを止めている。
瑠衣は息を荒く自分の胸に手を当て撫でていた。心臓の鼓動を感じ、生きていることを確かめているような仕草だった。
瑠衣は濡れた泣きそうな目を田中に向ける。
田中はそれを見た。
それは仔犬の目だった。
ヒルが今瑠衣の身体の中で最も敏感になっている突起に刺激を与える。
瑠衣は身体をよじらせそれを拒もうとする。ヒルは一旦は動きを止めたが田中はまた突起を吸った。
瑠衣は更に大きく身をよじり泣きそうなほどに潤んだ目を田中に向けた。
ヒルがもう一度その突起の上を這いずると瑠衣はとうとうその両手で自身のそこを抑え隠した。
「だめ、お願い……」瑠衣が濡れた声を漏らす。
田中は立ち上がりベッドの上になり、瑠衣の横に並んだ。
二人はしばし見つめあい、また唇を重ねた。今度は二匹のヒルが絡み合うような熱いキスだった。
瑠衣の手が田中の身体をさする。
その肋骨を、背中を脇腹を撫でていく。田中の手はもちろん瑠衣の胸を弄り始める。
田中はすでにズボンは脱いでいたがまだボクサーパンツは履いたままだ。
少しは瑠衣にも楽しみを残しておいてあげなくては。
瑠衣の手が徐々に田中のそこに向かう。
脇腹を撫で腰をさすりボクサーパンツの上から田中を触った。
田中のそれは薄い布越しでもそうと分かるほどになっている。
瑠衣の手がボクサーパンツはの上からそれを撫でる。指を這わせ手のひらで撫でる。今度は田中の腰が引けるようにビクリと小さく跳ねる。
瑠衣は先程の泣きそうな顔を得意げな笑みに変えボクサーパンツの裾からその小さな手を差し込んだ。
また田中の腰が少し引ける。
瑠衣の得意げな顔がいたずらな笑みを浮かべた。
瑠衣の手が田中のそれを直に撫で始めた。その形を確かめるように指ではさみ上下させる。
瑠衣の突起とは比べ物にならないくらい大きい、しかし敏感さは変わらないそこをそっと撫でる。
今度は田中が吐息を漏らす。
瑠衣はそれを楽しむかのように両手で田中のそれをいじくり始めた。
片手で田中の硬いそれをさすり、片手で決して硬くはならないところを撫でた。
二人はまた唇を重ねる。
田中が瑠衣の唇を食べようとすると、瑠衣は田中の口の中に舌を這わせる。
舌と舌、唇と唇が、唾液と唾液が交差する。
瑠衣の手がボクサーパンツを脱がせようとした。田中は腰を浮かしそれを手助け、田中は瑠衣のスカートを脱がせた。
田中がシャツを脱ぎ、瑠衣ははだけられぶら下がったままのブラジャーを外した。
二人はお互いの裸体を見つめ合った。
立派な体格の田中と華奢で可愛らしい瑠衣の身体。
瑠衣が田中のそれを見つめてから田中の顔を見た。瑠衣が起き上がり田中のそれに顔を近づけようとすると田中は小さく首を横に振った。
瑠衣はまた田中の脇に横たわり目をつぶった。
田中の腰が瑠衣の腰に近づき、田中のそれが瑠衣の入口に触れる。
瑠衣は田中の胸に両手を当てそれを迎えるべく息を吐いた。
それが瑠衣の中に入ってきた。
「んん!!」瑠衣が身悶え甘美な声を漏らす。
田中が腰を引き、また中に入る。
とてもゆっくりで、瑠衣はまだ田中のそれの全てに入られたわけではない。
それでも田中はゆっくりと入り、また腰を引き、また入る。
そのたびに瑠衣は声を漏らし続けた。もう耐えようとはしていない声を漏らし、その吐息はどんどんと荒くなっていく。
田中が入るたびに声を漏らし田中が引くたびに吐息を吐いた。
3度目。
瑠衣がたまらずに田中にしがみついた。
田中のそれの全てがついに瑠衣の中に収まり奥までたどり着いた。
瑠衣は今度は歯を食いしばり、苦しそうなうめき声をあげた。
田中のそれは瑠衣の中で絞られるように締め付けられた。それで田中にもそれとわかる。
瑠衣は田中にしがみついたまま身体をビクビクと震わせていた。
田中は動きを止めた。
瑠衣は必死に田中にしがみつき、それが収まるのを待っていた。
田中も動かずにそれを待ってあげていた。
田中が瑠衣の額に唇を当て右手でその髪を梳いてやり頭をなでた。
瑠衣の荒い吐息が少しずつ収まっていきその顔が田中を見上げた。
またあの、仔犬の目だった。
田中はまた腰を引いた。
瑠衣の身体がまたビクビクと震え、田中にしがみついていた両手を胸についた。
「ね?もうだめ」
田中はまた中に入る。瑠衣の全身がまた震えうめき声を漏らした。
瑠衣は震えたまま田中を見た。
「お願い、かなくん。ね?」
瑠衣は身をよじり田中に背を向け逃げようとするが今度は田中が瑠衣を抱きしめる。
田中は腰を引きまた瑠衣の中に入る。
「ん!んんー!」
また瑠衣が身体を震わせた。
荒々しくはしない。ゆっくりと、あくまでゆっくりとだ。
田中のそれが瑠衣の中を行き来し、そのたびに瑠衣が身体を震わせ、淫靡なうめき声を上げては荒い息を吐く。
瑠衣が田中を見た。今にも泣きそうで辛そうな顔、潤んだ目。
それは構ってやりたくなる、思わず意地悪してやりたくなる仔犬の目。
田中は瑠衣の身体を強く抱きしめまた腰を動かす。
もう瑠衣は逃げようとはしていない。ただ耐えようとしていた。
「かなくん!だめ!」瑠衣が叫ぶ。
田中は瑠衣を強く抱きしめたままその肩に顎を当て最後の腰を振った。
瑠衣は赤子のように身体を丸め全身を大きく震わせ、田中も瑠衣の中から出て終えた。
ピンク色に染まった瑠衣の身体、その下腹部に白濁した精液がかかった。




