最終話、前編 〜ラストエピソード〜
「行くぞ!」
『ははははははははは!』【死滅魔法】
「なめるなよ!」【聖龍剣創造】
黒い死滅の霧を斬りはらい、破壊神の胸元へ飛び込む
「貰った!」
『ははははハハハハハハハハハハ!!!!楽しいぞ!楽しいぞ楽しいぞ!』【破壊の剣】
刃と刃がぶつかり合い、金属音が響く
「!剣が壊れた!」【創造】
『何処まで保つかな?』【死滅魔法】
「チィィィィィィッ!」【爆風魔法】
爆風により破壊神を吹き飛ばす
『あはははははははははははははははははははははははっははははははは!!!そうだそうだそうだそうだそうだそうだ!もっともっともっともっともっともっともっともっとぉぉぉぉぉ!』【月光輪】【風烈魔法】
風烈魔法でスピードの上がった月光輪が飛び、聖龍神の身体に傷を付ける
「グゥッ!」
『貰ったぞォォォ!』【死滅魔法】
傷から死滅の霧が入り込み、聖龍神の身体を黒く濁らせて行く
「ウゥガアアアアアアアアアアァァァァァァアアアアアアァァアアア!!!!!!!!!!」
『ははははははははは!ははははハハハハハハハハハハは!!!!コレで終わらないんだろう?そうだろう!立ち上がれよ!立ち上がってみせろ!』
そう破壊神が叫んだ瞬間
「おっと、そうはさせないよ」【勇神斬】
ーーーー破壊神を斬る、トライト
『がぁっは!はは!はははははは!そうか!勇気の神も!力の神も!知恵の神も!全て希望が無ければ意味が無いものなぁ!』
「ああそうだ、つーことでそろそろチェックメイトと行こう......ほら早く治りやがれ」【治癒魔法】
「が......っは.......ふ......ありがとよ」
「がーっはっはっは!最後ならば全員でやらねばな!」
『ハハ......はははははははははははっははははっはははははははは!もっと楽しませろォ!』【死滅魔法】【爆散魔法】
死滅の霧が爆風で世界に散り散りになって行く
「おおっと!」【剛力風斬】
それをエガンが剛力で生み出した風で吹き飛ばしていく
「ったく、力でごり押しなのは変わらないな」
「はっはっは!倒せりゃ何でもいいのさ!」
『はは.......ははははははははははははっはははははははっはははっはははは!!!そろそろ!ラストと行こうか!」
「何....?」
破壊神が手を掲げ
『君達が死ぬか!世界が滅ぶか!イエスかノーの簡単な二択だ!』【終焉を呼ぶ隕石】
破壊神の宣言と同時に、目の前を包む様に大量の隕石が生み出された
「何ぃ!?」
「チッ!ありゃここの全員で掛からなきゃやべえぞ!」
「.......あの隕石には死滅魔法がギッチリ詰まってやがる、迂闊に行けば.....」
「な........!」
「.............あーっはっはっはっは!」
「チッ、ついに頭がおかしくなったか、聖なる龍の神の名を捨てたらどうだ」
「嫌......なんで二択を迫られなきゃならないんだって思ってよ.....」
「はぁ?」
「え?」
「おお?」
『........やっぱり........キミは最高だ!』
「だって.....オレは、ドヴァーズは、リリィは、この仲間達は」
「宝ならぜーんぶ持ってく、守りたいものがあんならぜーんぶ守る、『冒険者』なんだからよ」
「は.....はは..........そうだな、ああそうだ!今回だけはお前のバカに乗ったぞ!」
「ふふ.....ええ、僕も乗るよ」
「がーっはっはっは!流石だ!」
そう4人の神が告げた時
それに呼応するかの様に世界が、彼らが光り出した
『勇気』も
『力』も
『知恵』も
その行動の先にある『希望』があるからこそ輝く
そしてーーーーーー
『勇気』『力』『知恵』
ーーーーーその3つを持った者は、創造をする
『力』で材料を取り
『知恵』でそれをどうするかを考え
『勇気』を持って行動する
『創造』とは
「..............オレは、お前と正反対の神だ」
『破壊』に対抗する最初、最後の手段であり
『ああそうだ........最後にはもってこいだよ』
『希望』を創り出す手段である
「我が名は創造神、破壊神を打倒する者だ」
『ふふ.......さぁ!それが答えならば!受け切ってみせろ!防いでみせろォォォ!』【終焉魔法】
隕石が世界へと降り注ぐ
「ああ、防いで見せるさ!」【創造魔法】
それと同じ様に、線対称に隕石を創り出す
『あははははは!』【破壊の剣】
「おらぁ!」【創造の剣】
隕石と隕石がぶつかり合い、粉々になって行く中を突っ込んで行く破壊神と創造神
2人の剣が弾かれ
「このっ!」
『はははは!まだまだやれるだろう?来いよォ!』
また剣が手に取られ
『あはははははははは!!!』【終焉の剣】
「チィィッ!」【希望の剣】
魔法で互いを吹き飛ばし
『楽しい!楽しいぞ!すごく!すごくすごく!』
【絶滅魔法】
「くっ......!」【爆風魔法】【暴風魔法】
またぶつかり合う
「おおおおおおおおおお!!」
『はぁぁぁぁぁぁぁぁああああ!!』
それが何百、何千と繰り返される中、人々はその光に希望を持ち
絶望を捨てていった
『ぐ......は.....あ.......はは.....はははは』
「ふぅ........はぁ............ぐ......っ...........!」
『.......こりゃ...............オレの............負けかな.............』
「...............」
『ふふ...........見てくれ、世界が希望に満ちてる..........ははは..........』
「...............お前は.........何がしたかったんだ..........?」
『..................楽しみたかった.......それだけだよ』
「.........そうか..............戻ろう、平和な世界に......」
『ふふ........ははははは..........楽しい..........演目だった』
『本当に.............』
そして、世界に平和が取り戻された............




