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セカンドライフ 〜勇者の物語のその後〜  作者: 丸目まる
最終章 〜破壊の神、創世の神〜
25/30

二十一話 〜終わりの始まり〜

「ん........」

頰を切り裂かれるような感覚を感じ、目を開ける

「な..........ああ!?」

そこにはただ、闇が広がっていた

「何が起きたってんだよ.......?」

覚えていたのは、あの醜い魔神に魔法がぶち当たった光景

そして吹き飛ばされて.........

「訳わかんねえぜ........ったくよ」

そう呟きながら立ち上がる

空は真っ暗闇、明かりの1つもない

歩きながら人を探すが、足跡すらない

「あー.......オレはドヴァーズ、オレは龍族、オレはココに居る」

1つ1つ確かめる様に呟き、頰をつねる

「夢でもない.........のか」

その事実に少しガッカリしながら歩き続けると

声がした

『あー、あー、そこの龍族くん、まぁ真っ直ぐ歩きなさいな』

「何ィ?」

この声......聞き覚えがない

怪しいが今は信用するしかないだろう

そう思いながら歩くと、人の集まりが見えた

「あ、ドヴァーズさん!」

「嬢ちゃん!それに部隊のみんなも!」

「おお、龍戦士くんじゃないか、無事だったんだな」

「だけどよ.......こりゃ一体......」

『さて......全員揃ったみたいだね』

「!........あんたなんなんだよ!」

『そうだね.......この演目、この物語、このストーリー、それの計画者であり........君達人間の敵だ』

「何ぃ?」

「おいこらァ!喋ってねーで出て来やがれ!」

「おい!やめとけ!」

「..........貴方は何が目的なんですか?」

『目的ィ?アハハハハハ、やだなぁ、ただ楽しみたいだけだよ』

「そうですか......」

『じゃ、始めよう.......最終決戦だ』

パチンと指を鳴らした音と共に、目の前が晴れて行く

そしてそこには、赤黒いフードを被った男が居た

「.......あんたが、破壊神?」

「プッ......アハハハハハ!バカじゃねえのか!こんなひよっこが?」

そう部隊の誰かが笑い

他の皆も同じ様に考えていたとばかりに笑いだした

「........」

笑っていなかったのは、オレとリリィ、騎士団長だけだった

『あははは、ごめんね〜』

「ったく、日食の終わりと同時に種明かしとかよ......上手く考えつくもんだぜ、ははは」

そう笑いながら部隊の1人が前に出る

それと同時に

『.........まぁ、君はいい始まりの為の犠牲になってもらおう』

「は?」

ーーーーーーーーまるで野菜を軽々と切るような音を立て、首が飛んだ

「う.......うわああああああああ!」

「!みんな下がれ!」

首が取れた身体は、まるで目隠しをされた様によろよろと歩き、やがて血を切り口から垂れ流しながら倒れた

『アハハハ、ははは、ハハハハハハッハハハハ!』

『バァ〜〜〜〜〜ッッッカじゃないのぉ?』

『それでも魔神討伐隊かな?あはははははは!』

「て........てめぇ!」

「あっ!」

1人が怒りを露わにして突っ込む

『そしてコレが僕の力だ』

「!あれは......死滅魔法!?」

見覚えのある黒い霧、それが突っ込んだ戦士を包み、後にはチリが残った

『あははははははは!...........さて、ゲームの説明をしてあげよう』

「...................」

『一つ、この光景は全世界の住民に見られてる、あんまり迂闊な事やったら僕を殺す前に人類絶滅かもねえ』

『二つ、君達は僕を殺すのが目標、僕は君達を殺すのが目標』

『三つ、タイムリミットは無い、逃げたいなら世界の果てにでも行けばいい、そこに僕がいないとも限らないけどね』

『四つ..........大ヒントだ、僕は破壊神ラゴウ、僕が破壊出来るのは.....【元々有ったモノ】だけだ』

「何.......?」

『さて...........ゲームスタートだ、僕を殺してみせてくれ、僕という演目に!終わりを告げてくれ.......』

そうラゴウは告げ、消えた

残されたオレ達は、どうやって勝つのかを考えていた

無理難題を通り越したその神殺し

その方法の一欠片すら掴めていないのに.......

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