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セカンドライフ 〜勇者の物語のその後〜  作者: 丸目まる
第2章 〜赤黒き邪眼、白き希望〜
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第九話 〜死滅神〜

北城門から北、人間の国ストラナへの道のりの途中

「はぁ.......なんなんだありゃ.......」

「神の怒りに決まってる.......魔物の国はもうダメだ..........」

「馬鹿野郎.....魔王さまが居れば大丈夫だ.....」

「でも......魔王様だって行方不明じゃないか...........」

「うう...........死神が居たに違いねえよ.......」

「ちげえに決まってるだろ.....あんな残酷な事出来る神は邪神か魔神だ........」

「くそぉ......生き残りてえよ......くそ.........」


ストラナ国、王城

「王よ.....アレは........」

「.............死神か、それとも邪神か、それとも......別の何かか...........」

「王よ、近いうちに避難民が来ると予想されます、どこかに大量の人を集められる場所を作らねば.........」

「ああ、ならば南地区に作っておけばいい、あそこは空き地が多いからな........」

「.......神よ.......」


ドラガーニャ国、龍の塔頂上

「.......そうか......我が子とその監視員は彼処におるのだな......」

「.............王よ、この件邪神が関わっていると予想します」

「何故だ」

「邪教団......エディルズが復活したとの知らせが」

「.....そう、か」

「......ドヴァーズよ、無事で居てくれ.......」



そして、モスタラーダ国跡地

【はぁぁぁっ!】

【チィ!中々ヤルナ!】

「オレも忘れんなよォ!」

「龍神変化!龍神の斧!」

《応!》

龍神の剣が斧へと変化し、生神の剣を受け止めている死神へと振りかぶられる

【舐メルナァ!】

「!」

それさえも死神は鎌で受け止め、耐える

【ぐ.....!】

「ちィ!」

【オオァァッ!!】

鈍い音と共に2人が弾き飛ばされる

【やはり人々の想いが死への恐怖へと向いているか......!】

「ああもう!ストラナもドラガーニャも怖がってんのかよ!」

【フハハハハハハ......モットダ......モットチカラヲ........!!】

「うるっせェ!」

金属と金属がぶつかり合う音が城下町跡地に響く

【フン.....遊ブノモ飽キタ.....最期ニ深イ絶望ヲクレテヤル!】

そう死神が叫び空へと飛び上がる

「なにィ!?」

【っち!追いつけないぞ!】


【フハハハハハハ.......コノ高サナラバドノ国カラモ見エルダロウナ!】

【絶望ヲ!死ヲ!理不尽ナ!残酷ナ!ソノ事象ヘノ感情!ソノ総テが我ニ成ル!】

【死絶魔法!範囲はコノ世界総テダ!】


ストラナ国

「ん?なぁなぁ、なんだあの黒いの?」

「え?お前目良すぎんだろ、全然見えねえぞ」

「ん......空から.......何か.......」

「.......ゲホッゲホッ!」

「お、おい、どうしたんだよ.....」

「カハッカハッ!ぐ.........ゴバァ!」

「ひ.......血を...吐いてる.......!!」

「いやぁぁぁぁ!助けてぇぇぇ!」


ドラガーニャ国

「ふー....これで今日の武器も作り終わったぞ.....」

「ん.....雲....嫌.........黒い煙?」

「キャー!!!」

「ウガァ!ゴ、ゴブ!ガガガギ!」

「お、おい!どうしたそこの!」

「分からない!急に倒れて!」

「お、おい.....鱗が腐ってくぞ.....」

「う、うわあああああああああ!!!」

「なんだ.....なんだってんだ!」


モスタラーダ跡地

【バカな.....アレは死滅魔法の究極!しかも神のチカラでもっと酷い代物になってる!】

「なにィ!一体何が起きるんだ!」

【......残った2つの国も滅亡する可能性がある!】

「な........!?」

【今のうちに止めるしかない!行くぞ龍戦士よ!】


【フハハハハハハ!!!モットダ!モットモット!オレニチカラヲ!】

【そうはさせんぞ死神!】

「何故殺す!」

【何故?ソレガオレノ存在意義!オレハ死神!嫌.....死神を越える!】

「な!?」

【貴様!神化しようと言うのか!】

【フハハハハハハ!!!!我ハ死!我ハ絶望!】

死神の身体がボロボロと崩れ、崩れたモノが黒い霧となり死神を囲む

【我ハ万物ヲ殺ス者!我ガ名ハ!】

黒い霧から死神の顏が現れーーー



【死滅神!】

「死滅、神....!?」


ーーー絶望が現れる


「......ここ、は?」

外が見える

「な....!?なんだあの黒い雲は!?」

「人が......魔物も龍もどんどん死んでく.........」

「うわぁ!周りも黒く!」

オレの周りをどんどん黒い何かが包んでいく

「う.......うぅ..........」

【そうだ......そのまま体をよこせ........そして我は神をも殺す神に成る..........!】

「う.............」

そしてオレの意識は黒く、深く、沈んで行く

でも、復讐が果たされたなら、もう良いかもしれない

もう、もう何も悲しまずに、生きていけるならーーーーーーーーーー

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