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セカンドライフ 〜勇者の物語のその後〜  作者: 丸目まる
第2章 〜赤黒き邪眼、白き希望〜
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第八話 〜希望と絶望、中編〜

ーーーオレは死 『なせんわ!』

そう声が聞こえた瞬間、日輪の盾がオレの目の前に現れ、斧を受け止める

『どうした勇者よ!今は逃げる時じゃぞ!』

「あ、ああ!」

一目散に盾と魔物の国へと走る

「!オレの仲間は!」

『大丈夫じゃ!奴らにはアーダラ....龍神が付いとる!にしても奴の怪力は何なのだ!神の宝具にヒビつけおったぞ!もう一度受ければ砕けるぞこりゃ!』

最悪の報告と共に瓦礫の山を走る

狂戦士の様になったエガンから逃げるのはキツ過ぎる

それに瓦礫が走るのを阻害する

エガンは.....

『ウガァァァァァアアアアアアア!!!!!』

「マジかよ.....!」

岩を斧でなぎ払いながら走ってくる、なぎ払ってるに関わらずスピードが早過ぎる

『ありゃ.....全身に強化魔法を限界までかけられとる......それじゃすぐに肉体が崩壊するからと回復魔法も随時かけ続けるとは......なんと恐ろしい.....』

「クソ、くそ、くそったれ!」

そう言い放っても何も変わらず、逆に息が苦しいだけだと分かっていても、この行き場の無い怒りをどうすればいいか自分でも分からなかった

『少なくともまずは魔物の城下町へ向かうのじゃ!そうすりゃ家の瓦礫とかで逃げ切れるじゃろ多分!』

「マジかよくそったれぇ!」

この状況で博打とか何考えてんだこの神様!

『ウゥゥゥゥ.......』

「!」

『おお見ろ!奴が動きを止めおった!』

ラッキーなのだろうが

何か嫌な予感がした

そしてその予感はーーー



『ウゴォ..........アアアアアアアァァァァァァァアァアァァアァァッッッ!!!!!』

「なに!?」

『斧をぶん投げおった!?』



ーーー最悪の形で実現し、そしてーーー




『くっ!もう城門だと言うのに!』

「みんなも居るってのに!」

「ーーートー!!!」

「ユウトさーん!!!」




ーーー予感はーーーーーー




「城門を越えれば!!!」

『ダメじゃ!もう斧が!』




「ユウトさんっ!」

「あ!嬢ちゃん!バカ!」

《ダメじゃドヴァーズ!追うな!》




ーーーー1度だけじゃ、無かった




「付いたっ!オイ!ドヴァーズ!城門を閉めーーー」


後ろを振り返ると

其処には


「じょ、嬢ちゃ....ん」

狼狽えるドヴァーズと


『ウガァァ.....!!』

ゆっくりと此方へ来るエガン

そしてーーーー


「ーーーリリィ?」


ーーー胸を斧の刃に貫かれるーーー


《なんと......なんという.......》


ーーー少女の姿があった

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