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説明会後さようなら。

「姉貴!」


「おや綾斗。」


「平和協定を結んだから勇者はもう用無しになったはずだよね。」


 わたしより酷い。

先ほど廊下を一緒に来ながら話しながらきたのでわかったけど、この人天然で毒舌なんだ。

いや、最初は確信犯かと思っていたけど・・・ほら、あの、笑顔が黒くないんだこの人。

友達にすげぇ黒い人がいたからわかることだねぇ。いやぁ感慨深い。


「なんで綾斗がいるんですか?」


「なんでって、帰れることになった時のために二人一緒にいたほうがいいだろう?」


 柔らかく微笑む彼は確信犯か・・・いや無自覚め。

まぁとりあえず、向かいの席に腰掛けた彼が目で示したので大人しく座ってやった。

うおっこのソファ柔らかい、感動。


「衣食住はこっちで保障するよ。あと、街に行きたいときとかは言ってね。この城の中は自由に歩き回っていいから。」


 うんまぁ、部屋から出る方が少ないとは思うけどさ。

あ、胡乱気な目で見てきた。顔に出ていたらしい、どうしよう不規則な生活がバレバレか。


・・・・まぁいいや。

三十近い、いや四捨五入すればまだ二十・・・いややっぱ三十だわ。とりあえず今更私生活の補正なんてしようがない仕方がない。


「なにか他に聞きたいことはある?」


 色々と説明してくれていたようだが日常のことは近くにいる人にでも聞いておけばいい。

というわけで申し訳ないとは微塵も思ってないわけだ。


「ないです。お忙しいのにすみませんね。」


 にこりと微笑んだらにっこり笑顔で返された。



なるほど、嫌味だと気付いていない様子だ。



グダってきたんで次話進めます。

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