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番外:外見少年王子の真実。



「そういえば、ロキってどういう経緯でこの城にいるの?」




「今更!え、姉貴知らなかった?」




 姉弟水入らずのティータイム。

降って湧いた疑問を口に出せば大げさに驚かれた。

仕方ないじゃないか、今まで考えもしなかったんだから。




「なに、探偵でもしてんの?」




「なんでどこまでもネタを突っ込んでこようとするの!?まぁいいけど。」




「で、結局ロキ少年は何なの?」




「王様だよ、隣の国の国王。なんかの交渉でこっちに来てるらしいよ。」




「・・・・・え、マジか。」



 せめて王子だと思っていたのに、まさかの回答。

わたしはどういう反応を返せばいいんだ。


 ちなみに綾斗が知り合ったのは、まだ勇者していた時その国に立ち寄った時らしい。



「ちょっと待って。わたしが知ってる幼王はもっと純粋で可愛くて、世界一平和で美しい国をおさめてるんだけど。」



「ロキは音楽を聞いて頭が痛くなったりしないしさほど平和でもない国の王様だからね!」




 さすが、わたしのネタに的確に突っ込んできたな弟よ。

とりあえずわたしの趣味についてきてくれる弟がいてわたしは幸せだと思う。

とかなんとかうんうんと頷いていたら首回りが苦しくなった。





「えへへっ、ボクに興味持ってくれてるなんて嬉しいなぁ。」




 びっくりしすぎて変な声出た。

いつの間にか背後を取られていた。そして首に巻き付いているのはロキ君の腕だった。

いや別に殺し屋とかではないから背後取られようが別にどうってことないんだけどさ。


 とりあえず、扉が開く音も足音も何一つとして聞こえなかったんだけど!

ほら綾斗も変な顔色になってるって!あれ絶対ビビってる顔だから!!



「じゃぁまず、ボクの事を知ってもらうために国に招待しますね!」



「言っておくけど、そいつの国ってこの世界一の犯罪大国だから。」



 輝かしい純粋そうな笑顔が眩しい。

けど綾斗のセリフのせいでただの腹黒い笑顔にしか見えなくなった。










「世界一の犯罪大国ってことは、お姫様が借金背負ってたりする?」



「ごめん姉貴、そのネタわかんねぇわ。」



「くそっ。」





そういえば、登場キャラで一番謎な立ち位置ロキ君。

思い立ったので設定を語るだけのぐだぐだした話しになってしまいました。

そして今回のネタ分かった人・・・一緒にカラオケ行きましょうか( ・´ー・`)ドヤァ

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