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番外:しまった今日はホワイトデー

突然だが、今日はホワイトデー。


「ヤッベェすっかり忘れてた・・・!!」


 ついうっかり崩れた喋り方をしてしまうほどにわたしは焦っていた。

ちょっ、どうするよ自分。凛々ならば許してくれる。凛々ならば。


だがしかし、喜ぶべきか悲しむべきか他にも友達はいるわけだ。事実。



 ピーンポーン・・・。



「うおっ!」



 ヤッベエエェ声あげちゃったよわたしの馬鹿。

忘れていたなんて言い訳が通じる相手ではない。相手はあの鬼畜だ。

さてどうする、と思考を巡らせようとしたときクローゼットが目に付いた。


・・・・・・・・そういえばその手があった。


「よし行こう。」


「どこに?」



 ツ・・・とうなじを撫でられた。

ゾワワワワともの凄い勢いで寒気がした。


 振り返った先には和風美女。

わたしのもう一人の友人のカガリ優美ユミ・・・名前からするととても優しそうに見えるけど、事実人を甚振ったり弄んだりするのが大好きな鬼畜外道。


「やっほ優美。その手に持っている縄と何に使うかわからないオモチャは今すぐ焼却炉にぶち込んでこい。」


「いーや。忘れてたって独り言、聞こえてたの。

 それと何にってナニに決まってるじゃない。」



 ・・・・助けて凛々(常識人)。





「全然わかってないわ。綾樺の良さを・・・。」


「いいえ貴女こそ解っていないわ。」


「ナニアレコワイ。」




クローゼットの向こうまで追いかけてきた優美が変態と喧嘩した後和解してタッグを組みました。

ちなみに去年の会話。


「お返しを用意してない?安心して?かわりにあなたを頂くから。」


「Bダッシュばりの全速力で逃げるついてくんな!」


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