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回れ右して夢から覚めた。(続)
「・・・・という夢をみたんだ。」
「一ページまるまる使った解説どうもありがとう!!」
自棄になるなよ綾斗。
「相変わらずキレのあるツッコミ、こっちこそありがとう。」
「いやそんなことでお礼言われても嬉しくねーし!」
いやお前そこはシスコンとして『姉貴にだったらどんなことでもお礼言われて嬉しいよ(笑)』くらい言えよ。(笑)が若干苛つくけどさ。
仕方ないよ、だって暇だったんだもの。
「なんでも『だもの』をつければいい事っぽくなると思うなよ?」
「やだな、そんな短絡的じゃないよわたしは。」
それよりも視線が痛い。綾斗の後ろにいるシアナくんとロキ少年の視線が!
夢の最後で見た瞳の色が何故金色じゃないんだ浅葱色じゃないんだと煩い。
ちなみにロキ少年は自分の瞳の色を金色だと主張。蜂蜜色と大差ねーじゃんとは思った。
「一丁前に嫉妬してるようだけど、別にあの王様が好きなわけじゃないから。」
「本人の前でそれは酷い!」
毎度のごとく綾斗のツッコミでこの話は終了した。
というお話でした。
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