回れ右して本性が出た。
「あっ、久しぶりじゃねーかロキ!」
「黙れカス。」
んん?あの子はダレ?
薄い茶色の髪に蜂蜜の瞳を持ってはいるけどいかにも冷血王子といった風貌なあの子はどなた?
・・・と、物陰から見守るわたしは思いました。
「相変わらず姉貴の前じゃないとキツイなお前。」
「・・・・」
姉貴って誰、姉貴ってわたし?
ちょ、じゃぁアレソックリさんでもなんでもなくあの少年王子本人?
うわマジかー。てかロキっていうんだあの子。
ヤベ、目合った。
それはもうバチッと効果音がつきそうなほどに。
「お姉さん!」
なんという変わり身の早さ。ナポーもビックリだね!
先ほどの冷ややかな目が嘘のように純真無垢な瞳が大人なわたしには眩しいぜ!!
・・・・・・・・・ふぅ。
「つっこまないかんな、オレ。」
チラと目で訴えかけたら呆れたような目で返された。酷す。
とりあえずこちらに駆け寄ってきた可愛らしい実の弟よりも弟らしい彼に目を向ける。
「ちょさすがにそれは酷い!!」
さすがにつっこまれた。
まぁそれはいいとして少年王子の変貌ぶりまでもスルーするとして・・・・
とりあえず、キミ達人の部屋の前でなにしてんの?
「姉貴の顔見に。」
「ボクも同じです。」
笑顔で言う二人にふーんと適当に相槌を打ち、にこりと笑ってやった。
「なるほどよくわかった。今すぐ帰れ。」
こんにちは。もしくは今晩は、おはようございます。このトップコート塗りづら!なfyinです。
相変わらずグダグダ感な連載申し訳ありません;
王子の名前に数分悩み外国人の名前を検索しようとしやっぱいいやで投げたところ、目に入ってきた某探偵な漫画。とりあえずで決めた名前・・・
あと、このネタ知ってる人しかわかんねーよオイと思いつつも打ち続ける。
主人公は声フェチな隠れオタクです。