右向け右でおやつの時間。
突然だが、ミックスジュースなるものの話をしよう。
何故そこへたどり着いたかというのは聞かないでほしい・・・だいたいわたしの話は突然に始まり突然に終わるものだから!
まぁフルーツミックスジュースは好きだ。
〇〇と△△のオシドリ夫婦は認めよう。だがしかし・・・
「牛乳とフルーツのオシドリ夫婦なんてわたしは認めない!」
「いやなんのハナシ!?」
力強く握った拳を机へ叩きつければ食器がガシャンと音を立てた。
ついでに綾斗のツッコミも火を噴いた。
「なんとなく予想はつくけど、『今ジブン上手いこと言ったんじゃね?』くらい思ってるでしょ。」
「そこまで解ってしまうとはさすがシスコン。姉の考察がストーカー並だね。」
「いやそこまでじゃないですけど!?」
シスコンの部分は否定しないのか綾斗。
・・・・・・・・・・・・・・・本当にシスコンだったんだ。
ためしに何故わかったのか聞いてみた。
「いやだって、姉貴のドヤ顔みたらわかるよ。」
失礼だと思った。
「姉上様は本当に面白いですね。」
「いや本当にいい子だね君は。」
深くは聞かないけど。
さすが王子な容姿なせいか純真無垢な少年にしか見えない。
最近ストーカーみたいになってきたけど・・・いや、あの時折見かける小さい影は彼ではないと思い込んでおこう。
「まぁ色々脱線したけど、要はフルーツ牛乳が苦手なんだよ。」
だから今度から出さないでね。
というか、この世界にもフルーツ牛乳あったのか・・・。
サブタイトル入力し忘れて戻ったら消えてた。泣いた。
でも気合で打ち直した。
風呂上りは牛乳派な主人公です。