恋文としては拙すぎる独り言
あなたは今、なにをしてるでしょうか。
ああ、一度は捨てられて、捨てて、他で埋めて、それでも何故かあなたといた時間だけが消えないのです。わたしは今日もあなたを思います。
離れたきっかけは、あなた。
離れることを選んだのは、私。
だから、でしょうか。
最後、泣いていたあなた。
元気でね。と励ましてくれた、あなた。
怠慢なのはわたしでした。
愛がある時、その時だけが二人ではないのですね。
わたしはかまけて、委ねきってしまっていました。
大丈夫ですか。
元気で、やっていますか。
私は大丈夫、と言い聞かせて生きています。
苦しいのも悲しいのも、哀しいのも、ひとりで抱えています。
少しは軽くなりましたか。
私が背負わせてしまっていた重荷は無くなりましたか。
私は、あなたから貰っていたものが無くなり、少し軽くて。
軽すぎて。
どうやって動けばいいのか分からなくなりました。
不思議ですよね、身軽になったはずなのに。
1歩も動けないみたい。
こんな気持ち、あなたもそうなんでしょうか。
それは少し嫌です。
わたしのせいで、あなたが苦しいのは本意じゃない。どうか前を向いて。私を忘れて。あなたがまた新しい相手と前を向けるように願います。
出来るならば、また、いずれあなたに会いたい。
会って全部話したい。有耶無耶にしていた全て。
長くなりましたね。僕は何故か今でも、あなたを探しています。あなたの学校があった駅。お互いの最寄り駅。近くの病院、あなたの家が近いスーパー。どうしてか、考えてしまいます。
素直になれないわたしは。
あなたのことをきちんと愛せていたでしょうか。
わがままな初恋でごめんなさい。
最後お互いに根を残さないように別れたはずなのに、まだ探していてごめんなさい。
会ったところで何を話せばいいのかも分かりません。この気持ちが未練なのかも、分かりません。
ただあなたはいい恋人でした。
私には、勿体なかったです。
ああ、考えつきました。
ありがとう。ごめん。これだけは伝えなくては。
後は思いつきません。こんな一方的な恋文かどうかも分からない。自分の気持ちを書きなぐった拙い文では。
また朝日が昇り、月が成り代わる頃。
わたしはあなたをきっと。思い浮かべているでしょう。想っている、とは言えないのは私の弱さです。許してください。
また、どこかで。あなたにきっと、ちゃんと伝えます。
なんてことない、後悔の話。




