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パルメザンチーズ

掲載日:2026/02/18

私の住んでいる家には、「髪の毛さん」と言う髪の毛のようなものが天井にぶら下がっていて、引っ越してきた最初の方は家族もみんな怖がってたんだけど、パルメザンチーズみたいなやつが無限に湧き出てくるから、それをピザにしたりピザパンにしたりと工夫して最近は少しずつ怖くなくなってきた。


そんなある日、お父さんやお母さん、妹や弟が大量に友達を連れてきてしまった。家族が帰ってきた瞬間、家はすぐにおしくらまんじゅう状態になった。どうやら、みんなパルメザンチーズが無限に湧き出てくる髪の毛があるという噂を聞きつけてきたらしい。その噂は町中に広まっていって、子供から大人まで人が毎日毎日耐えずにやってきて、今にも家が崩壊しそうだった。でも、みんなが「「髪の毛さん」から湧き出るパルメザンチーズ美味しい‼︎」と言ってくれるので、私も家族も気にせずどんどん通していった。


そんなある日、我が家に大洪水が起きた。あっと言う間に腰のあたりまで水がきて、突然の事態に慌てていると、お父さんが「数分も経てば収まるはずだ‼︎溺れないように泳ぎ続けろ‼︎」と言った。泳いだことなんて1回だってなかったけど、死にたくなかったので必死にもがき続けた。皆が突然の事態に追いつけずに溺れ死んで行くのを目の前にして、胸がとても痛んだ。数分たってやっと水が止んだ時にはもう、私とお父さんしかいなかった。まだ息が荒いままの自分たちにある記憶が蘇ってきた。


あ、思い出した…そういえば私たちは人間の髪の毛の中に潜むバイ菌や虫で、パルメザンチーズは髪の毛に入ってきた汚れたちなんだった…。

「アレェー。なんか髪がかゆいなー。シャワーしたはずなのに。」

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― 新着の感想 ―
なかなかファンシーなのか恐怖なのか……ジャンルに困る話ですねー……(´・ω・`) あ、改行が適度にあると、読みやすくなるかもです?
背筋がぞっとひえますね。怖い。
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