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マジック☆ライフ  作者: Kスタイル
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厚焼き玉子

朝9時45分、マホーン男爵屋敷に来た、入口のボディガードっぽい人に

「マホーン男爵お嬢様のボディガードの面接に来た瞬です、本日はよろしくお願いします。」

「ああ聞いている、着いてきな」

凄い家だな、イギリスの偉い人が好みそうな家だ。中に入る、爵位持ちはやっぱ絵なのか?絵がいっぱいじゃん、俺も絵描きになればどうかな?神センスで絵も凄いの出来るでしょ!応接間っぽい絵が沢山の部屋に通された。執事が来た。

「執事のコーネリウスです。キース様が起こしになるまで暫しお待ちください。」

「瞬です、よろしくお願いします!」

執事は退室した、事務的で機械みたいな人だと思った。メイドがお茶を持って来た。

「ありがとうございます」

「ふふっ頑張ってね」

胸が大きいメイドさんでちょっとドキドキした。

10時

「マイケルから聞いてる、良く来た、私がキース・マホーン男爵だ、小さいな、本当に魔法が使えるのか?」

マホーン男爵は背が高く威厳に満ちた声で失言を許さない、まさに既成者って感じだと思った。

「お目に掛かれて光栄です、瞬です、全属性魔法が使えます、一生懸命働きますので何卒よろしくお願いします」

「一生懸命なのは良い事だ、私は真っ直ぐな人間が好きだ、マイケルからも言われてるしお前は良い奴なのだろう、とりあえずラウラに会ってくれ」

「はい、よろしくお願いします。」

「コーネリウス」

「はい、お嬢様をお連れ致します」



「ラウラ、瞬だ、魔法使いでラウラのボディガード件お付にと思って今日来て貰った」

ラウラお嬢様は丸くて可愛い、10歳なのに少し胸がある、将来が期待出来る女の子と思った。

「ラウラお嬢様、瞬と言います、誠心誠意お仕えさせて頂きますのでよろしくお願いします。」


「お父様、何このちっこいの、ふん」

「ラウラ、今日で7人目の候補だ、そろそろ決めないと2ヶ月後の入学の支度もある、誰にするか決めなさい」

「皆何も出来ないじゃない、1人のが良いわ」

「1人じゃ私は不安だ、お付を3人位にしたいがラウラの希望を考え1人にする、瞬!ラウラに魔法を見せてくれるか?」

「嫌よ私、魔法なんて何が面白いの?宴会でしか役に立たないじゃない、それより美味しい物食べれる方が皆幸せになれるし金になるし役に立つじゃない、お付は料理人でお願いお父様。」

俺はラウラお嬢様は困ったタイプの人だが言ってる事は一理あるし真っ直ぐだなってちょっと好感が持てた。

「ラウラお嬢様、僕の好きな料理食べてみませんか?それが駄目なら僕は魔法が使える位しか才がありません。」

「何貴方面白いわね、自分から言う人は初めてよ、そんなお腹空いてないから1口だけ味見してあげる、貴方が作るの?」

「ありがとうございます!ある物で僕の好きな味にしてみます。マホーン男爵様キッチンをお借り出来ませんか?」

「キースで良い、お前は面白いな、マイケルが推薦する訳だ、何かしら手段が考えれる少年だな」

「僕に失う物はありません、それに目の前のチャンスには多角的に見据えて手を考えます、それが料理なだけです。」

「その歳でその才覚、俺の軍師に育てたいがまずは結果だ、この試練をどう乗り切る?」

キース様、ラウラお嬢様、俺、執事、メイドでキッチンに向かう。

「瞬は面白い、俺も楽しみだ、じゃよろしく頼む」

「では失礼しまして」

キッチンを見渡す、鳥豚牛、卵、小麦粉、塩、砂糖、胡椒、少量の油、この世界じゃこれが一般的か、醤油や出汁なんて無いよな、出すものも食べる物も焼くか煮るかしか無かった、これで俺の好きな物か、ふっキメてみせる。



「お待たせ致しました、どうぞ」

「何これ、柔らかすぎるパン?」

「黄色くてフワフワだな」

「厚焼き玉子と言います、卵料理で僕が凄く好きな物です、お口汚しかも知れませんが1口お願い出来ましたら幸いです」

キース様ラウラお嬢様は1口フォークで食べる。

「美味しいわぁ、卵なんてただ焼くだけかケーキ作る時の材料としか思って無かったけどこんな料理あるのねぇ、甘塩っぱくてフワフワでいくらでもいけそう、お父様この子うちの料理人にしません?」

「ラウラ、瞬はお前のお付にと、...瞬、この料理に魔法は使って無いだろうな?」

「はい、キッチンにある物だけで作りました、魔法で料理する事はそんなに無いですよ」

「って事はある事はあるのか、まぁ良いラウラ、瞬はどうだ」

「料理が出来るってのは分かったわ、だけど異性で歳下なのよねぇ、同性が良かったわ、仮お付として1週間様子見してみてかな」

「お前は誰に似たのか慎重だな、瞬!1週間ラウラの事お願い出来るか?住むのはこの屋敷の一室、食事は3食、服はまぁとりあえずそれで良い、それと週金貨1枚だ。」

「ありがとうございます、よろしくお願いします。」

「ああそれと肝心な事があった、魔法だ、今から見せてくれるか?」

キース様ラウラお嬢様一行と俺は庭へ向かった。

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