表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
マジック☆ライフ  作者: Kスタイル
7/43

【閑話】充実した1日

冒険者ギルドを後にして宿で泊まって次の日、朝7時頃、今日と明日はやる事が無い、自由時間だ。

「ん〜何すっかな〜」

新料理の発明、魔法向上の勉強、街散策。

休みの日でも時間を無駄にしないのが俺のスタイル、若い時間なんて一瞬だ。とりあえず、

「もう1時間寝るか」



「ん〜よく寝た」

外は薄暗くなってた

「え、えぇー夕方?」

16時過ぎだった、何しようとかじゃなく、何が出来るかにシフトした。

「ま、いっか」

1日宿に居ると時間を無駄にした罪悪感がくる、なので街散策を選択した。

商店街は仕事帰り、食事、呑みに来た人等で人通りが多い。

服屋に入ってみた、鏡を見る。

(髪はボサボサ、服はボロ着、裸足、孤児と変わらんじゃん!魔法が使えるかどうかの違いだけじゃん)

人と会う上で第一印象は見た目だ、俺はサービス業が長かったから良く分かってる!なのに今まで何してんねん。

売ったポーションの2金貨の内5銀貨は宿と飯で消える、1金貨と5銀貨で何とかせねば!

まずは髪だ!服装は髪に合わせて変わる、カーダの街の男性の人々は色んな髪型しててあまり参考にならなかった。床屋に行った、次の順番でいけた、

「いらっしゃい、伸びてるね、サッパリしようか」

俺は2ブロック刈り上げの説明して後は任せた、

「こんな感じでどう?」

「はい!ありがとうございます」

2銀貨払って床屋を出た、日本人はこの頭なんよ!笑、この世界に和風があるか分からないが俺は俺なりに、日本スタイルがアイデンティティだ。

次に服屋を3件巡った、どこも高い、どうしよう、古着屋は無いのか?と商店街を離れそうに見て歩いてたら3銅貨で服を売ってる古着屋があった。

「間違いなくここでキメる」

俺は明るい気分になって古着屋に入った。残り1金貨と3銀貨、何でも買えるさとウキウキ、スーツは無いかな?この世界にある訳無いよなぁ、この世界のスタンダードをちょっとカッコよくアレンジして行こう、黒のジャケットがあった前3つボタン5銀貨、中はYシャツが良かったけど無いから1番清潔そうなVネックシャツ1銀貨、デニムが無いからタイトっぽい白のチノパン2銀貨、編み上げの黒のブーツ4銀貨、一通り買って着替えて揃えた、これでどこに行ってもまぁ恥はかかないだろう。

1銀貨余ったから魔導書でも無いかなと本屋を探した、本屋はあったがイメージと違う羊皮紙なのだ、しかも金貨クラスに高い、紙なんて王都の図書室位にしか無いと主人が言った。

何も買えないから俺は本屋を後にした、1銀貨ってこの状況、前と一緒やん!聖水と空き瓶だぁぁ!買いに市場の薬行商人を探した、いなかった。

「肉串食うか」


「おう昨日の少年!雰囲気変わるなぁ孤児かと思ったけど違うのか、その格好凄く良いぞ!今日は1人なんだな」

「ありがとう大将、明後日仕事の面接なんだ、身なりはちゃんとしないとだからさ、肉串1つお願いします。」

「肉串とパンだ、挟むとうめぇぞ、パンはサービスだ、3銅貨な、面接は一生懸命にな、子どもでも一生懸命なら好印象だ、しっかりな、また来いよ」

宿に戻った。


「うん、良い1日だった」

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ