神センスの副業
マイケルさん紹介のボディガードの面接は3日後だ、それまでは何とかやってくしかない、今手持ちは1銀貨だ、これは1晩の宿代で消える、食事も含め今後を考えると最低5銀貨は必要だ、どうする、どう稼ぐ?仕事は無い、カーダの街中で今後を考えてた。市場調査を兼ねて市場を見て歩いた、文字が読めないから何となくだ。
「あの肉串美味そうだな〜、あっちのダンゴも良いな〜幾らするんだろ」
歩いていたら行商の薬屋っぽい所に来た、
「おうぼうず、ポーション安いぞ、買って行きな」
「幾らですか?」
「低級が金貨1枚、中級が金貨5枚、上級が金貨10枚だ」
「高いよー買える訳無いですよ」
「じゃあ聖水買っていきな、どんな傷も回復が早いぞ」
「幾らですか?」
「銀貨1枚だ」
「高いよーもう一声で買う気も出るかもしれないけど」
「じゃあ銅貨9枚、これ以下は負けれない、商売なんでな」
「じゃあ買います、それと銅貨1枚で買えるだけ空き瓶ください」
「ほれ聖水と空き瓶3つ、また来な」
俺、何買ってんだろう、まぁやるだけやってみるか。
この街人通り多いし外出るにも冒険者カード持ってないから金取られるし、どこか人通り無くて安全な場所...
肉串見ながら考える。
「瞬!何してんだ、その肉串結構いけるぞ」
「マイケルさん!ちょっと考え事してまして」
「お前の考え事は生活に直結するんだろ?俺に言ってみろ。」
「....実は実験したいのですが、この街人通り多くてどこか安全な所は無いかなと...」
「それは危険なのか?吹っ飛ぶのか?」
「いえ、見られたく無いだけです」
「分かった、着いてこい、困ったら俺に言え」
俺はマイケルさんがどうして俺にこうも親切なのかサッパリ分かんなかった、いつか聞いてみたい。
「大将、肉串2つくれ」
「ありがとう!銅貨6枚ね、毎度!」
「ほれ瞬!食いながら着いてこい」
俺はこんな大人目指そうとか考えながら肉串食べながら着いて行った。
「冒険者ギルドじゃないですか」
「俺は誰だ」
「マイケルさんです」
「確かにそうだがギルドマスターだ!簡単な都合はつく、倉庫で用事済ませてこい」
「ありがとうございます。」
俺はマイケルさんに案内された倉庫に入った。倉庫はまさに倉庫だった、剣や鎧、紙やペン、塩や胡椒とか置いてある。人は誰もいない。この剣で金貨幾らになるんだろうとか思いながら、俺は人の信用信頼は裏切らない、と思い実験を始める。
聖水を空き瓶に入れる、そして魔力を聖水に送る、透明だった聖水は薄い黄色になった。教えられた訳では無い、ユズルと魔法の練習してる過程で自然と理解した仕組み、神センスのお蔭だ。それを3つ作った、大事に持ってギルマスの部屋へ向かう。
「コンコン、瞬です!マイケルさん今ちょっと良いですか?」
「おう入れ」
「見事なポーションだなぁ、もう少し魔力が入ってたら中級だ、これは中級に近い低級ポーションだ、買取出来るぞ、1つ金貨2枚、3つで6枚だ、どうする?」
「マイケルさんにはお世話になってます、これからも何かとお世話になるかも知れません、2つお譲りします、なので1つ分買取お願い出来たらと思います」
「瞬!おめぇは小さいのによく出来た人間だな、やり手の商人と話してる気分になるぜ、2つくれて1つ売るんだな、分かった、お礼は必ずするぜ明明後日辺りに、ほれ金貨2枚だ、それと渡しそびれた、マホーン男爵の家が分かるカーダ街の地図だ、明明後日朝10時だ」
「マイケルさんはマイケルマホーン?」
「変な名前だよな、全員にマイケルって呼べって言ってる、兄にはよろしくと言っといた、俺が出来るのはここまでだ、後は瞬次第だ」
「ありがとうございます、では失礼します」
「あいつ、大丈夫かな、まぁカードが手に入るしなんとかなるだろ」




