カーダ魔法学院
1ヶ月半が立った。
カーダ魔法学院入学式
「.....良く学び、良き隣人を作り、立派で幸福な人生を送って欲しい、以上。」
パチパチパチパチ
1年1組
「君達の担任のヤックルだ、君達はこれから5年間ここで生活し、学び、旅立つ。楽しい事も辛い事も皆で共有し、共に高め会おう、何でも聞いて欲しい、自己紹介を始める、君からよろしく。」
1組は生徒10人だ。実技とペーパーテストで、何かしら優秀な人が集まるクラスらしい。みんな背が高いな、僕だけ小さい、牛乳沢山飲もう。
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「次」
「ラウラ・マホーンです。マホーン男爵家令嬢です。趣味は読書、よろしくお願いします。」
パチパチパチパチ
「次」
「瞬です。ラウラお嬢様のお付です。6歳です。色々な事を学び、皆と仲良くしたいです。特技は料理です。よろしくお願いします。」
パチパチパチパチ
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「今日と明日はクラブ活動見学だ。好きに見て、入るクラブを決めなさい。冒険者しながらでも、クラブに在籍して、空いた時間で参加出来るぞ。午後5時に歓迎会と入学祝いを自慢亭で行う。5時に校門集合だ。瞬の店だ。迷惑かけず楽しくな。解散。」
「自慢亭だってよ。」
「私、あそこの唐揚げ大好き。」
「俺はチャーシューメンだな。」
アレクの仕入れで唐揚げもラーメンも作れるようになった、他にも品書きは多い。家はキース様から自分で払うようになった。キース様からの俺への給金は30金貨になった。お付だけどある程度自由にして良いとも言われた。キース様は俺を義理の息子だと言ってくれる。頑張って来たからな、本当に良かった。ラウラとの距離も100m位だ、自己紹介の時、俺の事に触れなかったのがそうなのだろう、この関係を続けよう。
「瞬、クラブ活動見に行きましょ。」
「ラウラ、どこから行く?」
「料理クラブでしょまずは。」
「面白そうだな、俺も良いか?」
金髪高身長イケメンに声掛けられた。
「瞬って言います、宜しくお願いします。」
「ラウラよ、良いわ一緒に行きましょ。」
「ユーリだ、俺の父上とマホーン男爵は仲が良い、ここでも親しい関係になれたらと思う、料理とはマホーン男爵家らしいな。」
「ユーリって、ユーリ・カーダ?様、カーダ辺境伯の。」
「ユーリで良い、その通りこのカーダの街を統治してるのが父上だ、身分で人を判断する奴は嫌いでな、恥ずかしいが友達が少ないんだ、普通の友達でよろしく。」
俺はユーリは好印象だ、身分差別なんて俺は無能ですって言ってるようなもんだ、友達は俺も欲しい。
「分かったわユーリ、よろしくね。」
「瞬、今言うのもあれだがうちの料理人、自慢亭で修行させて貰えないか?自慢亭で食べた後、うちで食べると悲しくなるんだ。」
「はは、ユーリ君って呼ぶね、ユーリ君良いよ、ただうちの料理は材料が凝ってるんだ、材料はうちが卸すから買ってくれないか?身内価格にするよ、料理人には材料の取り扱いも教える、ただうちの秘密を漏らしたら僕は悲しくなるよ。」
「瞬ありがとう、秘密は必ず守る、漏らした奴は死刑って父上にも言っとく、うちの皆も自慢亭みたいな料理食べたいはずだ、軽口叩く奴はいないよ。この段階で瞬と仲良くなれて良かった、ちょっと不安だった、実は無理言って瞬と俺は寮のルームメイトなんだ。父上からよく聞いてる、ラウラには天才が付いてるって、身近で学ばせて欲しい、ラウラ瞬が好きなんだろ?瞬の嫌がる事はしないよ。」
「えぇ大好きだわ、大事に接してね。」
「じゃここの料理クラブと自慢亭を比べようぜ。」
俺の所が勝つに決まってるじゃん笑ユーリは良い人そうだ、入学初日は良い感じだな。




