屋台散策
やってきました屋台広場。えーっと……所持金は41330Gだね。これだけあればいろいろ買えそう。まずは食料調達で次に他のものって感じで行ってみよう!!
「ユキ姉も食べたいのとか気になるのあったら言ってねー」
「にゃーお!!」
相変わらず頭の上に乗っかってるユキ姉にも言っとかないとね。ユキ姉も食べれるみたいだし好きなの食べてほしいもんねー。
おおーこっちのお店はたこ焼き屋さんっぽいー。あっちは焼きそば屋さんかな?生地とか麺とかどうやって作ってるのかなぁ?あとお野菜もあるみたいだけどあれもどこでゲットできるんだろ?あ、あそこはこの前買った焼きウサギ肉のお店だ!!あそこでいくつか買っておこうかなー。
「こんにちはー。このお肉4つとこっちのお肉3つにそのお肉3つくーださーい!!」
「はいよー。草原兎の串焼き4つに小猪の串焼き3つ。それと森鶏の串焼き3つだね。合わせて1450Gだよ」
えっと……1450G出してっと
「はい1450Gです!!」
「まいどありー!!じゃあこれが商品だ」
「ありがとうございます!!」
おおーほっかほかだねー。アイテムボックスは時間が経過しないからいつでもほっかほかの串焼きが食べれるね!!兎肉はこの前食べたけど他のはどんなお味がするのかなー!!またお腹ゲージ減ってきたから小猪の串焼き食ーべよっと。
もぐもぐ……それにしても……小猪はうりぼうみたいなのかそのまま小さい猪なのかどっちなんだろ?1回見てみたいけどたしか小猪は北の平原に出てくるちょっと強いモンスターなんだよね。まだ見に行くにはしんどそうだよね。えーっと突進が厄介で攻撃力も高いって聞いたことあるね。お肉はちょっと固めで噛みごたえがある感じだね。味は塩味。調味料とかはまだあんまり見つかってないとかなのかな?ちょっとクセがあるけどそれがまたおいしいねー。
それでー森鶏は南の森に出てくるんだっけ?木の上から奇襲されたり、短距離なら飛べるからそれであっちこっち飛び回られたりで面倒な敵なんだって。大きさも小さいから攻撃当てるのも大変だとか?こっちもまだ行くには時期尚早だよねー。まずは西の平原でレベル上げレベル上げ。
「にゃっ!!にっ!!にゃ!!にゃお!!」
おおー?右側てしてしされたっ!?えっと?
「何か見つけたー?」
「にゃーお!!」
そうみたいだねー。えーっと右側のこっちの……お魚焼いてるのが見えるね。これかな?
「お魚?」
「にゃーお!」
にゃんこなだけあってユキ姉もお魚好きなのかな?
「すみませーん」
「はい。いらっしゃい。何か買いますか?」
ここのお店の人は若そうなお姉さんだね。私より少し上の20歳前後かな?
えっと売ってるのが乾燥小魚と小さめのお魚まるごと塩焼き、ちょっと大きいお魚の切り身の塩焼きかな?
「ユキ姉どれがいいのー?」
「にっ!……にゃお!!」
くるっと頭から下りてきて小さめのお魚の前でにゃおっておてて上げて言ったね。ってことはこれかな?あっでも塩焼きはあんまりユキ姉によろしくないよね?味濃いのは良くなかった気がする。うーん……そのまま焼いたのとかないのかな?
「えーっとすみません。このまるごとのお魚で塩焼きにしないで焼いたのとかないですか?」
「そこの猫ちゃんのご飯かな?それなら少し待っててくれれば作りますよ。」
「わーい!ありがとうございます!!えっと5つ大丈夫ですか?」
「大丈夫ですよー。じゃあすぐ焼きますね。」
お姉さん優しいね!!焼いてくれるみたい!ユキ姉も喜んでるのかな?ちょっとご機嫌に見えるね。
屋台の裏においてある網の上でお魚がじゅうじゅうと焼かれく……おいしそう……ちょっとこれ私も食べたくなってくるなぁ……塩焼きの方も買っておこっと。
「はい。プレコの素焼き5つです。他には何かありますか?」
「えっとこのまるごとの塩焼き2つと切り身の塩焼き2つに乾燥小魚1袋ください!!」
「じゃあプレコの素焼き5つにプレコの塩焼き2つ、パグルスの塩焼き2つに小魚1袋でまとめて2200Gですよ。」
ふむふむ。このまるごとのお魚はプレコって言うんだね。切り身の方はパグルスかー。切り身の方はわかんないけどまるごとの方は鮎っぽいかな?えっとお支払いは2200Gだからその分を出して……
「はい!」
「ありがとうございます。2200Gいただきました。ではこちらが商品です。こっちの袋が猫ちゃん用だから間違えないように気を付けてくださいね。」
お姉さんがユキ姉用の袋にペンでねこちゃんマーク書いてくれたよ!!これで間違える心配はないね。あ、そうだ。
「ユキ姉ー今食べる?」
「にゃーお!!」
お、今食べるみたいだね。じゃあ失礼してっと。
「ユキ姉だっこするよー?」
「にゃお?」
「ユキ姉食べながら移動できないでしょー?だからだっこするからそれで食べてねー」
「にゃーお」
「ふふっ。仲いいんですね。」
おお?お姉さんから話しかけられた!
「はい!!ユキ姉は私の大事なお姉さんですから!!」
「そうなんですね。ふふ。その猫ちゃんとのやり取り見てるととっても和みます。また言ってくださればその猫ちゃんのご飯作るからよけてば来てくださいね。」
「わっありがとうございます!!またなくなったら来ます!!」
「にゃーお!!」
「はい。あ、そうだ。フレンド登録しておきませんか?ずっとここにいるかわからないですし。」
「あ、そうですよね!!じゃあよろしくお願いします!!」
「にゃーん!!」
「じゃあ申請しますね。」
えーっと申請のところに行って。フェイさんかな?登録っと。
「あ、受理されたみたいですね。あらためてフェイです。よろしくお願いしますね。」
「あ、こちらこそ!!のんです!!よろしくお願いします!!」
「にゃん!!」
わーいフレンドさん2人目だよ!!これは順調なんじゃないかな!いい感じに出発できてラッキーだね!!
「じゃあまた来てくださいね。買い物以外でお話だけでもいいですから。」
「はい!また来ます!!さようなら!!」
「はい、さようなら。」
じゃあユキ姉用の1個出して残りの荷物しまって、ユキ姉に渡してからユキ姉だっこっと。よしこれでおっけー!!またほかの屋台見に行くぞー!!