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不幸モノ

あの日、年末最後の夜、俺は、この世の世界から消えた・・・・愛する人々の世界に帰る為に・・・・俺を待っている人々の世界に。

俺の名前は、蓮城伸。40すぎの何処にでもいるしがないオヤジだ。九州は熊本の離れた場所天草に住んでいる、世間では、日本の宝島って感じで呼ばれているみたいだが、生まれも育ちも天草に住んでいる俺には最高の場所には、変わらない。暖かな古里だ。人々は、情に熱く変な位に義を重んじる、田舎者だ。イヤ、俺には最高の人々だ。そんな中で生まれ今まで育て上げてくれた古里に、俺は別れを告げた。自分のこの世からの存在を消すため、ふすそして、その代償と引き換えに、俺の居た世界をより良くする為に、俺は、この自分の魂と、この世の俺の存在全てとを引き換えに、ある契約を実行した。愛する人々絶対的な幸せと引き換えに、俺は悪の寄代となり、過去を精算する為の道具になった。なぜ、俺なのか、それは、30年前のあの日の出来事から始まった。当時、俺は、父と母と弟二人と家族五人で生活していた。父の経営する小さな運送会社に母が勤め、父が配送する本当に小さな運送会社だった、決して裕福とは言えた感じではなかったが、父、母共に一生懸命働いて俺や弟二人を食わしてくれた。そんな中、母に着いて、年末のお歳暮配りに行っていた時に、父の一番のお得意先に、母に連れられて行った。その時からこの俺の存在はそうなる運命だったのだろう。天草には、とても不釣り合いな古びた洋館の主が、父のお得意先だったようだ。母は、車から降りる時に、母が「伸、お客様が、あなたを待っていらっしゃるから降りて来なさい。」と言った時に、子供ながら、不安を隠せなかった事を今だに覚えている。母が洋館の扉の呼鈴を鳴らす、重圧な扉が開き、初老のオヤジが出てきた。「こんにちは、蓮城さん、無理なご相談してすまなかったね。こちらが、伸くんかな?」と、細身の背の高いオヤジが言う。俺は「こんにちは。蓮城伸です。いつもお世話になっています。」と洋館の主に伝えると、洋館の主へ挨拶をした。その時、まるで時間が止まったように俺の体が動かない、いや、左前に居た母まで、まるで止まっていたことが怖かった、母の横を洋館の主が、音もなく進む、まるで幽霊を見ているかの様な状態で、俺の前に来た。「転生を繰り返す方なのですね。」洋館の主が、そう言った言葉が理解出来ず、叫ぼうとしても声すら出せない。俺が慌てている状態でも洋館の主は続け様に「あなたの大切な人々があなたがいる為に、貴方の犠牲になり、不幸になりますよ。」と語る、流石に慌てていた俺も、その言葉に目を見開いて、「どうして!」と今まで出せなかった声が突然に出た。その状態を洋館の主は少し驚き、薄ら笑いを浮かべて「おや、私の力が、効かないとは、どうして・・・・やはりあなたは、ご自身の負の力によって生きていらっしゃるのですね。」俺は、その言葉で更に混乱して怖さから叫ぶ「おじさん、どうしてそんな事を俺にに言うの!、もう止めて!」叫んだ先に居る洋館の主は、「あなたが、この私と契約したら全ての負の力を無くしましょう。但し、あなたは、今までの人生の全て、肉体の全てを私と引き換えに差し出して下さい。」その言葉に、俺は、更に恐怖した。

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