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私と魔王と勇者  作者: のとに館長
8/9

魔王の確信

「何とかなりましたね魔王様」

そう言って背の高い男が言った。

「全くだ。まさか俺たちが造った武器で攻撃されるとは思ってもないぜ。何でこんなことに…なあテルブイ」

そう言って魔王は背の高い男を見る

「おそらくテロリストの仕業でしょう。宣戦布告も無しに攻めてくるとはなんたる外道!」

そう言ってテルブイは捕虜を見た。

「いいか貴様ら、貴様らにはこれから死ぬより恐ろしいめにあわせてやる。連れていけ!」

そう言って部下に捕虜を連行させた。


2時間前魔王城は奇襲攻撃を受けた。その結果魔王城の壁、窓が被害を受けた。魔王軍は反撃を開始わずか1時間で戦争は終わった。その後魔王軍は奇襲攻撃を行った敵を捕縛、何処かへ連れてった。結果的に言えば死傷者ゼロ。2時間で戦争が終わった。しかし魔王言わく

「一番短い戦争は30秒で終わったな」

まさしく最強。


「問題は」

魔王が呟いた。

「はい、誰がこの武器を横流しし、誰が使い方を教えたのかですね」

テルブイが考えた。魔王国と貿易をしているのはアドラス帝国、マヤサリス国、イスランブル国の3つである。この3国は魔王国と同盟を組んでいるのた。

「一番考えられるのは帝国ですかね。この前もスルーナにミサイル百発売ったと言う噂も有りましたし…」

「そうか、ならテルブイ。帝国に行き確かめてこい」

「御意」

テルブイは魔王にひれ伏した。


魔王は城に戻りテロリストの内通者を探った。今回仕様されたロケットランチャーは魔王軍事工場で大量生産された物だった。そしてその取り扱い説明書は日本語、英語、中国語の3語で書かれている。日本語説明書は帝国のロケットランチャーに付属、英語はマヤサリス国、中国語はイスランブル国と分けられている。

だから付属されている説明書さえ見れば何処の国が横流ししているのかは判る。しかし残念ながら今回攻撃された武器に説明書は無かった。そしてテロリスト達は『魔王軍の奴に聞いた 』と言っていた為魔王は内通者が居ると確信した。そして魔王は一番怪しいテレアポセンターに向かった。

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