明日は異世界の風が吹く。
賞とれたらいいな
高校卒業後、私は就職した。早く親元を離れたかったし何より勉強が嫌いだった。でも就職したは良いけど結局仕事は辞めた。辞めてから就活を始めた。でも、結局仕事は見つかっても辞めて探して就職して辞めてを繰り返して2年もたった。今はもう私は二十歳になった。彼氏も出来ずにこの歳を迎えた。友達の1人はもう結婚してるみたいだった。結果的に私は人生をミスってしまったようだ。
今日もリクルートスーツを着て面接に行った。手応えは無い…また落ちたかなぁ。そう思いながら大島玲奈は 公園の夜道を歩く。「明日もハローワーク行くかな。派遣に勤めるかな…。いっそアルバイトの方がいいのかな…。」だがアルバイトは考え直さないとっと思った。高校時代にテレアポのアルバイトをした。でもあれほど酷いものは無い、1ヶ月で辞めた。「少し疲れたなぁ。」そう言ってたまたま近くにあったベンチに座った。携帯電話を手に取り時間を見た。もう23時になりそうだった。横から声が聞こえた「何かお困りですか?」声の主を見た。少し太った女性がいた。年齢は40代だろう。その少し太った女性が「失礼。私こう言うものです。」そう言って名刺を渡してきた。そこには『有限会社 魔王城 広告担当部 ロゼ イルミナティー』と書いてあった。「あの何ですかこれ?」少しキレ気味に言った。「申し訳ありません。そう言う名前なもので。」「いや、名前じゃ無いよ会社名よ。一体なんなのよあんた!」そう言う少し太った女性は「聞くより見た方がいいですよね。参りましょう。」そう言って太った女性は手を前に出した。すると光のドアが出てきた。「さぁ、参りましょう。」そう言って私の手を取ってその光のドアを開けてドアの向こうへ行った。