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第98話 同時花芯合わせ ― 世界へ振りまかれる光


白百合教会の空気が、熱と光で震えていた。

二組の一流中守り人ペアは、儀式台の中央で同時に花芯合わせの姿勢を取っていた。

左側:楓と玲奈は向かい合うように足を絡め、花芯を強く押しつけ合っていた。

右側:雪乃と冴華は密着した「雪の結晶位」のような姿勢で、花芯を優しく、しかし深く重ねていた。

麗華の声が静かに響いた。

「今……同時花芯合わせを。

 世界のために、思い切り咲きなさい」

最初に動き始めたのは楓と玲奈だった。

楓の長身が玲奈の健康的な体を包み込み、腰を激しく振り始めた。

花芯同士が激しく擦れ合い、紫の棘粒子と金色の活力粒子が爆発的に舞い上がる。



「玲奈……お前のまんこ、熱くて締まって……最高だ……!」

「楓……あなたの牙が……奥まで当たってる……あっ、あっ、激しい……!

 もっと……世界に届くくらい、強く……!」



二人は体位を少し変え、楓が玲奈を押し倒しての正常位で激しく腰を打ちつける。

花芯が強くこすれ合い、愛液が飛び散るたび、粒子がさらに増幅された。

一方、雪乃と冴華は対照的に優しく、しかし確実に深く重ねていた。

雪乃の柔らかな雪華が、冴華の凍華を優しく包み込むように花芯を擦り合わせる。

二人は目を合わせ、呼吸を完全に同期させながら、ゆっくりと腰を動かした。



「冴華……あなたの凍えるような冷たさが……気持ちいい……」

「雪乃……あなたの優しい温もりが……私の心を溶かす……

 一緒に……世界を少しでも癒しましょう……」



四人の花芯合わせが同時に進行する中、粒子が急激に増大した。

紫と金、雪白と凍青の光が激しく混ざり合い、教会全体を埋め尽くす。

やがて、二組がほぼ同時に頂点に達した。

楓と玲奈の激しい動きが頂点に。



「玲奈……イく……一緒に……!」

「楓……私も……あぁぁんっ!!」



雪乃と冴華の静かで深い愛が爆発した。



「冴華……一緒に……!」

「雪乃……愛してる……んあああっ!!」



四人同時に、激しい絶頂を迎えた。




挿絵(By みてみん)

挿絵(By みてみん)



その瞬間、大量の光の粒子が爆発的に噴き出した。

深紅・紫・雪白・凍青が混ざり合った、大きくも激しい粒子の大渦が巻き起こった。

粒子は天井の巨大なダクトに吸い込まれ、

白百合の導管を通じて、世界中の空へと振りまかれていった。

レイラインの黒い蔓が、少しずつ薄れていくのが感じられた。

遠い中東の戦火で苦しむ人々の恐怖や怒りが、ほんのわずかでも和らぐように。

カンナは粒子が舞う中、静かに目を細めた。

「成功……です」

麗華も満足げに頷いた。

二組の一流中守り人ペアは、荒い息を吐きながらも、互いに優しく抱き合い、

世界を少しだけ癒した達成感に包まれていた。

しかし、レイラインの乱れはまだ完全には収まっていない。

この同時儀式は、あくまで一時的な調整に過ぎなかった――。




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