第九話相応しい色に
第九話相応しい色に
どうやら修学旅行中彩那に釣り合うかどうかを彩那の親衛隊の人たちに私は試させるようだ、特に橘さんに。
彩那と釣り合うかどうかなんて私が一番分かってる。
釣り合う訳がないんだよ私が。
……っと弱気になるのはダメだ。
彩那に釣り合わないんだったら釣り合うようになるって決めたでしょ!!
私は彩那の恋人なんだから。
そして修学旅行先を決まった。
私は帰宅中彩那に場所の説明をした。
少しでも知っていた方が楽しめると思ったからだ。
「今回の場所は観光名所として有名であり学業・恋愛などに通ずる神様が祀られている神社が存在する商店街
『初芽野商店街』
名前の由来としては様々な"初めて"を経験し才能の種を植えそして発芽させることの出来るような街にしたいからだって……私は結構良いと思うけど彩那はどう?」
「良いとは思うけど……あのさ愛海聞きたいんだけど」
「どうしたの?」
「どうして穂乃果ちゃんが電柱に隠れて私たちを見てるの?」
「どっ、どうしてだろうねぇ……ワタシニハワカラナイナ」
「急にカタコトになるなんて……何か隠してない? もしかして学校で穂乃果ちゃんと話してたことと関係あったりする?」
彩那には隠してもバレるだろうし
「うん、あるよ」
私は橘さんに言われたことを『橘さん彩那に話して本当にごめんなさい』心の中でそう思いながら彩那に話した。
彩那は橘さんを全力で呼んだ。
橘さんはその呼び声に応えるように走った。
「ぐっ、偶然だね彩那ちゃん」
「愛海から聞いたけど、愛海が私と釣り合わないってそう言ったって……あのね、愛海が釣り合ってないんじゃなくて、私が愛海に釣り合わないの!! 試す気なんでしょ、だったら一緒に考えてよ私がどうやったら愛海に釣り合うか!! 今でも愛海が恋人ってだけでも嬉しいんだけど…………」
彩那が私に釣り合ってないってそんなわけないのに……お互いが相手に釣り合ってないって思ってるこの状況はどうにかしないと
「あの橘さん、私からもお願い出来ませんか? 橘さんたちにとっても良いと思うけど」
「彩那様がそういうなら……白本さん、あなたには厳しめにするから覚悟しててよ!!」
「ねえ穂乃果ちゃんせっかくならこのまま一緒に帰らない? そうすれば今から見ることが出来るでしょ」
「彩那様の提案ありがたいですが、私だけというわけにはいきませんので帰らせていただきます」
橘さんはそう言ってものすごい勢いで走って行った。
その圧巻の走りを見ているとさすがはインターハイ入賞者だと思い知らされて……何もない私が本当に彩那の恋人でいいのかと不安でどうにかなりそう。
私は橘さんたちにこの修学旅行で示さなければならない"彩那は私の恋人"であることを。
読んでいただきありがとうございます!!
更新は出来る時にしますね




