第八話謎の親衛隊
第八話謎の親衛隊
私は彩那と修学旅行へ行けることへの楽しみに学校に全速力で向かった。
十八分後
「はぁ、はぁギリギリ教室に間に合った」
彩那がいない……委員会の仕事かな?
咲美が灯凪ちゃんとの時間を割いてまで修学旅行の伝えにきてくれたから間に合ったわけで……というか私がLINE見てたら咲美が灯凪ちゃんと一緒にいられたよね
「あの先生トイレに行ってもいいですか?」
「行っておいで、走るとしても誰もいないのを確認してからにしてね。」
私は許可をもらったので立ち上がった。
実際のところはそこまでトイレに行きたいわけではなく、咲美に『私のこと気にせず灯凪ちゃんと過ごしていいからね咲美あと教えてくれてありがとう』と連絡するためというのもある。
……こういうのは本当はやったらいけないんだろけど
「戻って先生に謝ろう」
私が廊下を歩いていると背後から
「彩那様と本当に付き合ったの白本さん!!」
「どこでその情報を聞いたの橘さん!?」
「いつも通り散歩してたらたまたま……そうたまたま見ちゃったの!!」
「それいうのって大体スト……」
「大丈夫ストーカーじゃなく親衛隊だから!!」
……えっ? 親衛隊ってなに? というか橘さん彩那様って言ってたんだけど
「……!! 彩那様と釣り合うかどうか修学旅行で試させてもらうから覚悟してて白本さん」
嵐のような人だったな。
前話した時はもう少し物腰柔らかかったんだけど
「もう心配したんだよ愛海!! 連絡しても既読つかないから……何かあったんじゃって」
「泣かないでよ彩那次からなるべく早く既読つけるから。それと……ちゃんと既読つけられるよう早起きするから」
「ありがと愛海……さっき穂乃夏ちゃんと何話してたの?」
どうしよう、彩那に言っていい内容じゃないよね
「橘さんも修学旅行一緒に周りたいって」
そういうことにしておこう、ごめんなさい橘さん
「な〜んだ、それなら私に言ってくれればいいのに穂乃夏ちゃん。聞いてよ愛海最近穂乃夏ちゃんと偶然会うんだけど……どうしてか逃げちゃうんだ。私って嫌われてるよね、愛海は私のこと好きだよね!!」
「わっ、私が彩那のことを好きなのは当たり前じゃん……頑張って言ったけどやっぱり恥ずかしい」
「おーい二人とも早くきてくれないと決めれないぞ〜!!(二人ってそういう関係だったんだ。生徒同士の百合……尊いなぁもう。
黒瀬さん電話の時噛んでて可愛かったなぁ、それに気づいてなさそうなのもよりポイント高い。ポイントってなんだよって話だけど。それに白本さん今年になって顔色良くなってるのも、やっぱり黒瀬さんのおかげなんだろうね。
去年の白本さん……追い詰められてる雰囲気があったから心配だったのよね。教師として何も出来ず自分を責める毎日だったけど、今回は役に立てるかもしれないんだからいつも以上に全力を!!
"生徒を助けられる教師"になるために教師になったんだから私は。修学旅行先は良い雰囲気になれる場所にしないとね、ふんす!!)」
ガラガラ
先生が開口一番
「今回の修学旅行を楽しめるよう私も自費で皆さんが欲しいものを買いましょう!! さて皆さん席についてください」その言葉にクラス中が盛り上がったが、私は修学旅行後の先生の暮らしが心配になってしまった。
読んでいただきありがとうございます!!
更新は出来る時にしますね




