お金の仕送りをしていた頃と新聞奨学生生活を振り返って
上京一年目、私は新聞奨学生で新聞配達をしながら専門学校に通っていた。最初の数カ月はド貧乏でカップ麺や菓子パンばかり喰っていて食費にすら困って親の支援は全くなかった。
ちなみに最初の内はカップ麺や菓子パンも美味い美味いと食べていたのだが、二ヶ月くらい過ぎると体が飽き飽きしてしまって「何これマッズゥゥゥゥゥ! 腹減ってる筈なのにマッズいわ!」と感じた。
忙しかったので祖母への電話を忘れてしまって一カ月くらい過ぎると母方の祖母から店に電話があってとても心配されてしまった。私もガラリと変わった生活や配達や集金の大変さもあってあまり親や祖母にかまっている暇がなかった。いやはや申し訳なかった。
専門学校の入学式に出席した日、教材費の8万も払わなくてはいけなかった。これは店から前借りして2万づつ給料から天引きだった。新聞奨学生だから奨学金の中に入っているのだとばかり思っていたが、それだと奨学金がどんどん膨らんでいってキリがないから、らしい。わかるといえばわかるんだけど、やはりきついね。
その上一年目に一回、二年目の夏頃から毎月父親に少しだけ金の仕送りをしていた。少しといっても新聞奨学生の月給の中から少しだからかなりきつかった。夏のボーナス、冬のボーナス、奨学生の任期満了金からもいくらか多めに出していた。任期満了金といっても無駄使いできるわけもなく、退職金と同じ意味で新生活をするためのお金だったのだけれど。
そういうお金の使い方をしていたから酒タバコギャンブルはしない。いや少しばかりギャンブルしたんだがあっという間に五千円吸い込まれて無くなった。それで自分にはギャンブル向いてない、やめようと思った。でもビギナーズラックとやらで最初から当たっていたら立派なギャンブルカスになって生活が破綻していたに違いない。おお恐ろしい。
こういうド貧乏な若い人とかが悪い人の誘惑に乗ってしまって闇バイトや、楽して大金を稼げるようなグレーな悪事に走ってしまうんだろうか? 自分にそういう誘惑がなくてよかったと思う。今はそういう情報調べなくてもどんどん入ってくるが、やはり世の中うまい話は全くないので気をつけてください。
つらつらとくだらない事書いてしまいましたが無数の新聞奨学生の中で任期を満了できた人、私みたいに任期を満了できたけどその後がダメだった人、色々と残念だった人沢山います。絶対あってはいけない事ですが悪事に走ってしまって馘首になり違約金とか払う羽目になってしまった人とかいるのかなぁ······。