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ようこそ未知の世界へ

ようこそ腹の中へ

作者: リィズ・ブランディシュカ
掲載日:2022/11/06



 ようこそ腹の中へ。


 あなたは化け物に食べられてしまいました。


 このままだと消化されてしまうでしょう。


 生きのびるためにはなんとか、ここから出なければなりません。


 けれどあなたは、運が良いですね。


 今回は二人います。


 ですから、どちらかを踏み台にしていれば、消化される時間を稼げますよ。


 よかった、よかった。


 じゃあ、どちらが死ぬのかはやく決めてしまわないといけませんね。


 おやおや、どうしたんですか。


 そんなに頭を抱えて。


 廃村巡りなんて、するんじゃなかった?


 あらあら、今更後悔ですか?


 ちょっと遅かったですね、


 そんな事は、ヤツに食べられる前に、いいえ見つかる前にすればよかったのに。


 SNSでの話題作りがしたかった?


 目立ちたがりなんですねぇ。


 あらら、もう消化液が。


 時間がありませんよ。


 さあ、どっちが死にますか?


 私の懐にはナイフがあるので、運がよかったら消化される前に、ばけものの腹を切り裂くことができますよ。


 なんでそんなにも冷静なのかって?


 そんなの少し考えればわかるじゃないですか。


 持ち物にナイフがあるなんておかしいでしょう?


 人殺しか、自殺希望者か。


 まあ、そんなところでしょうね。


 どうして人ごとなのかって?


 まあ、えー。ばけものに食われたときに記憶をやっちゃいまして。


 そういうことなんです、はい。


 自分のこともわからないくらい、すっぽぬけました。


 さて、そろそろ本当に時間がなくなってきましたよ。


 さあ、どうしますか?


 自殺志願者だとみて、私からナイフを奪い、死体兼踏み台を一つ作るか。


 人殺しとみて、諦めて殺されるか、反撃されるのを承知で一か八かのかけに出るか。



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