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01 夜な夜な

『リヴァイス 44 特使勇者の快刀乱騒な寄り道』の続きで、


『若旦那』カミスのお話しです。


 お楽しみいただければ幸いです。




 こんにちは、カミスです。


 異世界生活、満喫しております。


 本当に、いろいろあったりしますが……



 最近の、厄介者との遭遇率の高さとか、


 エルミナの故郷エルシニアでの揉めごととか、


 僕の周りの素敵な乙女たちとのアレコレとか。



 大家族の家長として、もっともっと頑張らねば、なのです。




「どうしましょう、カミス……」


 心配顔のエルミナ、


 エルシニアの件、かな。



「いいえ、そのことももちろん気にかけてはいるのですが……」


 もしかして他にも?



「実は‥‥夜な夜な枕元に人影が……」


 なんだって!



 しばらく前から、深夜にささやくような女の人の声が、


 そして最近は、おぼろげながら確かな気配、


 それは枕元に立つ、訴えるようにささやく女性の影。



 みんなと一緒に夜を過ごすと、怪しい気配は現れず、


 安堵してひとりになると、再び訪れる恐怖の存在。


 って、怖すぎるよ、それ。



 でも、怯えてるエルミナの表情、


 僕がなんとかしなきゃ。



 うん、分かった、僕に任せて。


 元気付けるようにエルミナの手を握って、宣言。



 妻の安眠を脅かす何者かがナニモノかは分からないけど、


 エルミナをこんなにも怖がらせるなんて、


 絶対に許せないっ!



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