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プロローグ①★蝶
僕は今とある蝶を研究する学校の校長の座にいる。
僕の代で3代目でこの学校はそんなに歴史はない。学校には。でもこの蝶に関しては僕達の知らない科学的ではない何かがある。
僕が研究する蝶の種類はその見た目の色で分けられている。だってそれ以外は全く同じ形態だからだ。あと違いと言えばいつ頃出現することくらいだ。しかも全人類に見えるわけではない、とある条件の上でしか見られない幻の蝶だ。でもとある見える人は「死神」だとか「神様」だとか呼ばれている。幻であると同時に奇妙な蝶なのだ。
そんな蝶の研究を僕等はしているのだけど…
この学校にはその蝶が見える人が集まる場所でもある。その蝶が見えるために悩まされた、あるいは人と疎遠になった人など蝶関係のありとあらゆる人間たちが集まる場所だ。たまーに、霊なんかもやってくるけど。
これはその蝶に関わるあらゆる人間と霊の物語である。