4.2 しょーはすすんでいくあかいえきたいをまきあげなが(ry
随分と書いていなかった+時間がないので仕上がりは悪いです………
試験終わったらしっかりと組み直しますね。
「はぁはぁはぁ、はぁ♪」
あかいえきたいをまきあげらることに快感を感じている私。
ホントに気持ちいい。
おかしくなりそう。
手の平であかいえきたいをすくう。
「すべて、こわして、まきあげてもいいんじゃないかっておもってなんかない」
「でも、もしかしてそれもいいかもしれないかもともおもう」
「……あれぇ♪
どっちだったっけ?」
「あははは、あははははは♪」
まあ、狂ったとか狂ってないは置いておいて……これは演技です。
より、現実から掛け離れたゲームシナリオのBad endらしくFictionのような狂喜じみた演技というのがテーマ?だけど…………何か知り合ったばかりの人に見られるのは嫌だなぁ。
「……五月雨? 何見てるのかな?」
だからこそ、後ろから見ている彼女が気になる……
何が気になるのか?
それは、彼女が私にどのような眼差しを……
「ねぇ……?」
向けているのか…?
私はゆっくりと後ろを向くと、物陰に隠れている筈の彼女に笑いかける。
「わたしをへんだとおもう?へんだとおもわないでしょ?だって、わたしすなおだもの。おもうことをそのままやってるだけだもの……だから、へんじゃないの。
わかる?
ねぇ……五月雨?」
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りふぃるに問われた私は真剣な眼差しを向けて動かなかった。
「…………………………………」
この突然精神が狂ったロリ娘をどうしてやろう?
「わたしをへんだとおもう?へんだとおもわないでしょ?だって、わたしすなおだもの」
非常にズレているかもしれないが、私はそんなことを考えている。
選択肢にあるのは、りふぃるがこの笑みを浮かべている間に素早く捕まえるパターン。
移動に付き添い、間が空いた瞬間に捕らえるパターン。
「おもうことをそのままやってるだけだもの……だから、へんじゃないの。
わかる?
ねぇ……五月雨?」
この単純な二つだけである。
………上手く行くかどうかは知らないが、この表情のまま捕まえたいところなのが今の現状である。
返り血で濡れ、身体を紅く染めてもなお笑うロリ娘。
あぁ………
これは…そそられるじゃないか。
あなたもそう思わない?
まるで、手を出してくれるのを待つような……
物語のBad end...
……あれ、Bad end?
「わたしはあなたにこうげきなんてしないわ。だって、しんゆうだもの」
……親友、ね。
早過ぎる気もするけど、あれで餌付けみたいに食いついたなら万々歳ね。
現実じゃ無理なロリっ娘を捕まえられたのは大きい収穫だ。
「えぇ、私もそのつもり。私たちは親友よ………いろいろな境界線を越えて交わるようなほどにね」
私は口を歪ませ、こう言うと、そのまま彼女の方へと歩み寄り始めた。
境界線を越えるというのは物凄く臭い言葉に聞こえるが、このレベルの会話だと違和感が無くなるようで困る。
会話自体がとても、臭い。
リアルでは絶対に出来ないが、『仮想世界』は個人情報保護くらいしか規制がない。
規制がないのはそこは自己責任と人間の欲望を満たす世界であるということを言いたいのだろう。
『仮想世界内で起きたことは現実ではない。もうひとつの世界での出来事であり、もうひとつの世界で現実世界の情報の不正入手は違法であるが、もうひとつの世界の中の出来事は現実世界の法律の影響を受けない』
文はあってないけど、そんなことが裁判所で出た覚えがあった。
欲望を満たせれば犯罪は減る。
撲滅は出来ないが、確かに減るのだ。
自分もその犯罪者予備軍の一員なのかもしれないと考えると。
………いや、誰もが間違いを犯さない訳がない。
自分だけじゃないさ。
きっと、「大丈夫、私もあなたと同じ」
あなたも私と同類なんだろうから。