少女との出会い
人間には、大きく別けて3種類の人間がいる。
その1つは、なんでもぱぱっとこなす、まぁぞくに言う天才ってやつと、努力の力で、天才にも負けない努力家、そして最後の1つが何も出来ずに、だからと言って努力するわけでもない、ノンケだ。
そして、この俺、江世 界也は、ごくごく普通の高校に通う16歳、高校1年生のごくごく普通の男の子♂だ。
何故しょっぱなから、あんな意味の分からない事を言い出したかと言うと、俺はノンケで、ぶっちゃけた話、生きている心地がしない生活、まぁ例えるなら、毎日同んなじ事を繰り返すロボットの様な生活を過ごしている
いや、過ごしてきた。と言うべきか。
まぁ、ようする俺は今までノンケで、まぁこれからも変わろうとは思わない。
でも、ふと思った。俺は生きてる意味が有るのか?っと・・・・・
そして最終的には、死んだ人の行く世界、ぞくに言う天国だとか地獄に行ってみたいって思ったんだよ。
だから、今俺は死のうと思う。
まあ、人から好かれるわけでも、仲の良い友達とかもいるわけでも無いし、とくに誰も困らないと思ったからだ。
それに何故か、死ぬのが怖くない・・・・
よくTVとか映画では死ぬのは、怖いとかって言うけど、何故かおれには死の恐怖という物がまったく無かったのだ。
今思うと、それだけ感情が死んでたんだと思う。
そして、その夜この世とのお別れをしようと首を吊ろうとした時、何故か俺のうしろから少女の声が聞こえた。